第十幕 ページ12
月皇「誰なんですか。言ってください！刑事さん｣
星谷「分かりました。犯人は！....犯人は.....犯人は.......えぇ｣
(まさか星谷.....ノープランなんじゃ....)
星谷「えぇっと....犯人は、そのっ｣
(これは...誰かがフォローしないと)
星谷「おそらく....犯人は！｣
那雪「刑事さん！もうやめてください！｣
星谷「え？！｣
那雪「...誰が父さんを殺したかなんて....知りたくないっ｣
崩れ落ちながら泣く那雪
月皇「待ってください。そもそも、殺人だと言う根拠を教えていただきたい｣
天花寺「そうそう。さっき証拠があるって言ってたじゃねぇーか｣
星谷「しょっ証拠は！｣
(これじゃ最初に戻っただけだ....それに空閑がまだなにも)
まだなにもしていない空閑を見る
空閑は最初から黙ったままで、やっと動いたかと思えば後ろにある椅子に座る
天花寺「なんで兄貴はいつもそうなんだ！家族のことなんかどこ吹く風、見てみぬふり！｣
月皇「お前には家族を思いやる気持ちが一欠片もないのか！｣
天花寺「兄弟が疑われてるってときにあんたはっ｣
星谷「待ってください！これが証拠です｣
そう言った星谷の手には半分に折られた１枚の白い紙があった
星谷「これは貴方達のお父様が、最後の力を振り絞って残した...ダイイングメッセージです｣
その白い紙にAは見覚えがあった
それは先程、幕が再び上がる前に空閑が星谷に渡した紙だったのだ
星谷「ここに、犯人の名が記されている。それは.....次男、貴方だ！｣
３人は一斉に空閑を見る
空閑「ﾌｯ...ｸﾞﾊｯ｣
月皇「！....毒を！｣
追い詰められた四男は口から血をはきそのまま倒れた
星谷「ばか野郎！父親殺したって...お前の母さんは喜ばないのに！お前まで死ぬなよ！死ぬなぁー！！｣
ﾊﾟﾝｯ
鳳「はい、そこまで｣
先輩の合図で舞台が終わった
鳳「ま、最初にしてはよかったよ。とういうわけで今日はお仕舞い｣
そう言い稽古場を出ていった
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。 - メッセージがミッセージになってる (2023年2月26日 9時) (
レス) @page13 id: 9c37ed3b41 (このIDを非表示/違反報告)
マンチカン - ありがとうございます。他の作品も書いてるので更新が遅れると思います。すみません (2018年7月30日 19時) (レス) id: 3f1edd61a2 (このIDを非表示/違反報告)
支葵美乃 - とても面白かったです！更新、頑張ってくださいo(｀^´*)あと、スタミュなので、オリフラは外した方が良いですよ (2018年5月6日 18時) (レス) id: 48e064e18b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スコティッシュフォールド | 作成日時：2018年4月9日 17時
