黄瀬君、あなたは私にとって.........なんなんでしょうね？（名前変えました。元『黄瀬君と女の子』）

６　放課後の３ ページ6

「ファイ！ オー！」

ここの練習量はハンパじゃないって噂には聞いていたけどやっぱりすごい量だな...

バスケとテニスとでは使う筋肉が違うと思ってたけどまさか、ここまでとは...

「Aちゃん、早速だけど、ドリンクとタオル用意してもらえる？
　ドリンクの作り方は分かるわよね？」

「はい、大丈夫です」

「そう、じゃあお願いね」


休憩時間

「あの、これドリンクとタオルです。よかったらどうぞ」

「ん？おお、悪いな」

そう言って全員に渡してから、それぞれの自己紹介を思い出す。

そして、ふと疑問が生まれた。

「あの、『キセキの世代』ってなんですか？」

それは、火神君の自己紹介で出てきた言葉。

なんなんだろう、キセキの世代って。ラッキーの人たちがいたのかな...？

「そうか、Aは知らねえのか。キセキの世代ってのはな、帝光中っていうバスケの強豪校に

　１０年に一人の天才が一年に５人集まったんだ。んで、そいつら５人をまとめて呼ぶ呼び方がキセキ
　の世代だ」

そう説明してくれたのはキャプテンの日向さん。

なるほど... それは確かにキセキだね。

「黒子も、当時の帝光中でレギュラーだったんだぞ？ 」

「え、ホントですか!? すごい！」


「そんなことありません。第一、僕と彼らとでは才能が天と地の差ですし」








「......そんなことないと思います」

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