黄瀬君、あなたは私にとって.........なんなんでしょうね？（名前変えました。元『黄瀬君と女の子』）

２２ 新しいメンバー ページ27

放課後

｢木吉鉄平だ、よろしく｣





なぜかユニフォームを着た火神君よりも多分大きい人が入ってきた。




｢あ、あのキャプテン？あの人は…｣


｢ウチの７番。ポジションはＣ。名前は木吉鉄平…

ワケありで今まで休んでた誠凜バスケ部の創設者だ｣



｢創設者ですか…｣


創設者がこの人で学生だからもともと誠凛にバスケ部がなかったのか。


だとすると、その努力って凄かったんだろうな…





｢お？誰だ？この可愛い子は。あ、もしかして、ついに誠凛にも女バスもできたのか!?｣

…………………は？





｢違うわダァホ。マネージャーだよ。マネージャー。今年から入ったんだよ｣




｢女子バスケのか？｣



｢ウチのだよっ！｣


なんだかコントみたいなやりとりだな…


｢へぇ、入ったのか…名前は？｣


｢あ、笹ヶ峰Aです。はじめまして｣



｢ん、木吉鉄平だ…よろしくな｣


今この人名前を２回言ったんですけど…


｢まあ、そういうことで、練習を始めるわよ！｣


そして私たちは新たに出会ったチームメイトと練習を始めた。

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