「何度生まれ変わっても君を…」【メイン:悠馬、主君】 ページ8
Aside
昨日、渓一と湊に背中を押されて…今日、悠馬に告白してみることにした
…そろそろ、あの場所に行ってみるか
『…なぁ悠馬、俺と一緒にちょっと出掛けてくれないか?』
悠馬「お、パt『違う』ちぇ〜…んで、何処行くの?」
本当に…おそ松に似てきたな。まぁ、こんな奴でも好きな人に違いはない
『…公園』
悠馬「…了解。んじゃ行こうぜ!」
にかっ、と眩しいくらいの笑顔を見せる悠馬
俺は…その笑顔が昔から大好きだったんだ
『…すまない、少し用事を済ませてから行きたいから先に行っててくれないか?』
悠馬「俺も着いてっちゃd「兄さん、俺が着いてるから寂しくない!」渓一…お前ら俺のセリフに被せ過ぎじゃない?」
…渓一が助け船を出してくれて助かった
湊「どうでも良いからさっさと行ってこいっての!」
頬を膨らませる長男に、湊が注意(?)する
すると、渓一は悠馬を担いで行った
oh…渓一恐ろしい子…
『…有難うな湊』
湊「…別に。途中で邪魔とかさせたくねーたけだし…さっさと花買いにいくぞ!」
『はは、OKだbrother』
湊「イタタタタ…」
なんて会話をして、二人で笑い合ったあとに俺らは花屋に向かった
湊「…赤い薔薇にするんだろ?」
『……正解だ』
店内を見回していた湊が急に言った
…湊には全て筒抜けだろうな
湊「…そう言えばさ、薔薇の本数にも意味があんだってさ」
『本数…?』
俺が首を傾げると、湊は指折りしながら教えてくれた
湊「1本は「一目惚れ、貴方しかいない」3本は「愛しています、告白」…って感じでさ。…お前にぴったりな本数があるんだよな」
『俺が用意するのは3本だが…ぴったりな本数とは?』
花言葉は、俺もそこまで知らないから気になった
湊「99本の「永遠の愛、ずっと好きだった」とか…これ以上にぴったりなのは999本の_だな」
『はは…確かにぴったりだ』
999本の意味は…本当にぴったりだった
3本の赤い薔薇を手に取ると、横からピンクのスターチスの花が差し出された
湊「…彼奴の事だし花言葉とか気にしないだろうけど」
『…有難うな』
その後は会計を終えて、湊と一緒にあの公園に向かった
湊と一緒なのは…呼べと言われたからだな
渓一「…来たよ!」
元気に手を振っている渓一に、俺と湊も手を振り返す
悠馬「おせぇ!いつまで待たせる気だっての」
『…あぁ、すまないな』
湊「10分くらいしか経ってませんけど?」
悠馬「うるせーぞ三男が!」
…その後、言い合いを始めた悠馬と湊を俺と渓一で止めた
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作者名:夜空サン | 作成日時:2020年6月24日 23時