キミのオキニは僕【センラ】 (ページ5)

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メイク取れてないかな、顔ブサイクやないよね？

そんな事いつもじゃライブじゃないと考えないことをキミの前では考えてしまう

｢あ、折原さん｣

｢！あ、鈴原さん｣

ライブスタッフの鈴原さん

安寿香ちゃんのライブを昔から担当しているスタッフさん

｢五条さん楽屋でお待ちしておりますよ？｣

その言葉を聞いて早く安寿香ちゃんに会いたくなった

｢ありがとうございます！｣

僕は鈴原さんにお礼をいい楽屋へと入った

『あ！せんちゃん！』

楽屋に入った途端笑顔のキミが僕を抱きしめた

｢ちょ、汗かいてるから離れてや｣

『嫌だよ～、久しぶりのせんちゃんだもん』

｢かわええなぁ、ほんまに｣

『えへへっ、当たり前』

自画自賛そんなことをしても可愛い安寿香ちゃん

｢あ、お誕生日おめでとう、安寿香ちゃん｣

『あぁ～！違うでしょ！』

ちゃん無しで呼んで！とぷりぷりと怒る安寿香ちゃん

｢お誕生日おめでとう、安寿香｣

『んへへっ！ありがとう！せんちゃん！』

｢誕プレはこれな｣

僕は安寿香ちゃんの左耳にピアスをつけた

『せんちゃんとおそろ？』

｢そうやよ？嬉しい？｣

『うん！嬉しい！ありがとう！せんちゃん』

僕をソファーに座らせて安寿香ちゃんは帰る準備を始めた

『ねーぇ、せんちゃん』

｢ん？なんや？｣

急に僕の上に座り抱きついてきた

『今日はずっと2人でいよ？』

｢へ？｣

『お誕生日だし、いいでしょ？何でもしていいから』

高校生とは思えない色気と誘い方

｢僕の家今片付いてへんよ？｣

『嘘つき』

不貞腐れながら安寿香ちゃんから可愛くてフレンチキスをしてくれる

｢ふふっ、はよ家に行こ？｣

『うん』

こんなことをしているがまだ恋人ではない