140話 ページ50
『いや、ほんとにごめんって』
と正座をして目を泳がせているA
そんなAの前には剣をブンブンしながら怒っている土方
それを止めようとしてるカズと近藤
沖田は面白そうに見ている
「それでなんで気に入られてたんですかぃ」
『さぁなんでだろう
吉原になんて潜入捜査でしか行ったことないし
なんでだろ?』
「その時気に入られたんじゃないですかぃ
姉貴目の下に傷がなかったら花魁として買われてたかもしれやせんね」
『冗談やめてよ』
「いやAちゃん可愛らしいからそうなってもおかしくない」
「そうですよね
美人ですしね」
『やめて、恥ずかしい
これ以上褒めないで』
と手で顔を隠すA
それにはぁとため息をつく土方
「次から何かする時は一声声かけろ
有給で出かける時に怪我してかえって来んのはやめろ」
『トシ
……やっぱりツンデレだね』
「うるせぇ!」
と剣を振りかざす土方
Aは慌てて逃げようと立ち上がる
『足痺れた』
「ったく
今日までは休め」
『いや、大丈夫
もう完治したから』
といつも通りの日常が屯所に訪れた
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作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2020年6月3日 21時