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70話 ページ27

今日は仕事早く終わったー
あ、幾松さんのとこのラーメン久しぶりに食べに行こっかな

「どこに行くんですか?」

『ラーメン食べに行ってくるよ
カズもくる?』

「俺はまだ仕事があるので」

『それは仕事頑張ってね』

でも最近は近藤さんとトシがちゃんと仕事してくれるおかげで
僕の仕事はだいぶ減ったからね
この調子で総悟も仕事してくれたらいいのに
いやー大晦日に言ったことがきいたのかな
じゃぁまた増えてきたら言おっと

「おやAさんかい」

『今日仕事早く終わってね
店じまいするとこだった?』

「そのつもりだったが珍しいお客さんが来たからな」

『そんなに珍しいかな?
あ、ラーメンとチャーハン1つで』

「はいよ」

まぁ僕はラーメンあんまり好きじゃないけど
ここのラーメンは美味しいから何回でも来ちゃう

「そういや真選組最近どうだい?」

『いつも通り騒がしいよ』

「江戸を守ってると言うのにか」

『おかしいよね
江戸を守るというかチンピラ警察みたいになってるからね』

「そうだな
ちょっと上に行ってくるよ」

『うん、なんかごめんね』

「いいや大丈夫さ」

いやー幾松さんってほんとにいい人だよね
僕が男の人だったら惚れてるよ
あれ?なんか周りが騒がしいな
何があったんだろう

『総悟!?』

「あ、姉貴桂が逃げやした
でも足に怪我してやす
そんなに遠くには逃げてないはずでさぁ
だから見つけたら連絡くだせぇ」

『わかったよ』

え、待って総悟ってこんなに仕事する子だったっけ?
あ、幾松さんに言った方がいいよね

『幾松さ……ヅラあんたなにやってんの?』

「ヅラじゃない桂だ」

「Aさんこいつと知り合いなのかい」

『腐れ縁だよ』

これは総悟には言わない方がいいな

「ちょっとAいいか?」

『いいよ
こんな所でなにやってんの?』

「実はカクカクシカジカで」

『へぇーヅラって下着ドロなんだ』

「だから違うと言ってるだろう」

「全く紛らわしい人だね
ただでさえ最近下着ドロが流行ってると言うのにさ」

『ふんどし仮面だったっけな
最近脱獄したらしいし』

「そうらしいね
まぁあんなとこにいたあんたも悪いんだから
その1杯で勘弁しとくれよ」

『こんなヅラに優しくしなくてもいいのに』

「ヅラじゃない桂だ」

『まぁ幾松さんのラーメン美味しいしね』

「それは嬉しいな」

『じゃぁ僕はもう帰るよ』

「またおいで」

『もちろんだよ』

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2018年7月24日 17時

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