あいつらの為に自分を売った私を褒めてほしい【東京リベンジャーズ】

○第三十四話 ページ37

白百合の花言葉は純粋 無垢 威厳。
威厳はあるな。
黒百合は
「呪い」
私にとっても呪いのようにしがみついてくる東京卍會。
私の過去には何かしらとトーマンと関わっていた。
両親といい、場地といいな。
因果関係？そんなのクソ食らえ。
ボコしている。
ただ、ウジのように湧いてくるトーマンメンバー。
裏切ったくせに。私を吊してよぉ。

腹立たしい。
鞭に全力を込めてひとふりした。
バチぃん！！！
三十人くらい気絶していた。
三ツ谷、八戒、ペーやん、千冬、河田兄弟、ムーチョ、三途、たけみっち。
そして場地がこちらを向いた。
ドラケンまでもが見る。
「来いよ」
鞭をしまう。
「来ないなら私が行くから」
そう言って歩き出す。
しかし、隊員が足を掴んでくるため屈んで手を離させる。
「何？私はあんたらの敵だが？」
ムーチョを狙いにいった。
こいつを倒したほうが後は楽だと思う。
パワーがあるうちにこいつを狙う。
当然三途が来るが一撃でしずめた。
ムーチョがこちらへと殴りに来る。これを避けても多分蹴りが来る。
あえてその拳を受けた。
かなりふっとんだが芭流覇羅の誰かが受け止めてくれた。
「ありがとな！」
礼をいい、こちらが向かう。
低めに狙う。
足元を掬い、腹を蹴る。
あちらは顔めがけて来るため、パイプでガードした。
そこら辺にあった。
それを捨てて体制を崩させるため投げる。
投げきれないが、腰が地面につく。
それだけでいい。
鞭を取り出し、ムーチョの上半身に通す。その勢いで回す。
所詮遠心力だが、十メートル弱飛ばした。
あいつは勿論伸びた。
二人完了。次は誰行くか。

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