あいつらの為に自分を売った私を褒めてほしい【東京リベンジャーズ】

○第三話 ページ4

「ペーやんじゃーん！」
三ツ谷に用がありその中学へ入る。
安田さん？という人にガミガミ言われていた。
相変わらずだ。ウケる笑
「お疲れ様です、隊長」
「やめてよ、くすぐったい」
その光景を安田さんはぽけっと見ている。
「三ツ谷いる？呼んでくれないかい？」
なるべく怖がられないように笑みを浮かべる。
小さい頃から目つき悪いと言われて精一杯直した。
「三ツ谷部長ー！美人が呼んでますよ！」
「隊長そんなに綺麗か？」
言わなくてもいいじゃんか。
ムスッと膨れる。
「アンタ後でスクラップな？」
「だからある噂が流れるんですよ」
へ？と間抜けな声が出る。
噂？なにそれ。
どうやら聞いていると昨日のことが噂と化し、尾ひれも背びれも着いた根も葉もない噂になったらしい。
「ペーやんなんでしってんの？」
「八戒ですよ。柴八戒」
八戒、、、あぁ。
「お洒落坊主の子？」
「隊長。俺も坊主ッス」
三ツ谷は、まだこない。
おっせえなあ。
でも噂は稀咲だろう。今人数が非常に多い参番隊。
愛美愛主メンバーがこちらに流れてきたからだ。
おまけにパーちん友達はそこにボコられ金を巻きとられ、彼女、家族にも手を出されたらしい。
私は稀咲を信用していない。
多分マイキーは使われてしまう。
いや、その前に芭流覇羅にいるあいつか？
うだうだ考えていると三ツ谷が前にいた。

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