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御幸
祭りの出店も見えてきて人も多くなる中、鳴に再び電話して居場所を教えてもらう。
人混みから少し離れた公園に稲実の奴らとAの姿を発見して安堵した。
「御幸じゃん、久々だな」
カルロスや白河の姿もあって、あんまり会いたくなかったんだけどなと思いながらも軽く挨拶を返す。
「御幸先輩、すみません…迷惑かけて」
泣いたのがわかるAの横にはピッタリと鳴がくっついていて、まるで彼氏のようだな
普段見慣れない化粧をしているせいか、いつもより可愛く見えて絡む男の気持ちもわからんでもない…
「無事でよかった。それより、鳴お前近すぎ」
「俺がいなかったら危なかったんだから。これくらいいいじゃん！！ねえー？A」
そんな風に言われたらダメとは言えねーわな
そうですね。なんて苦笑いするAに犬のように尻尾を振る鳴がいた。
いつの間に名前呼びかよ
「はいはい、感謝するよ。ほら行くぞA」
Aが俺の所に来ようとすると、鳴がガシッと腕を掴んで子供のように拒み始めた。
「えーー！！やだ、やだ！一也ずるい！！」
「おい鳴いい加減に…「じゃあAチューして」
「は？」
鳴のいきなりの爆弾発言にその場にいたみんなが唖然としてしまった。
「お礼だって！ね？せめてチューの一つくらいちょーだいよ！！！」
冗談ではないらしく、言った本人は至って真面目な顔をしている。
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HIKARU(プロフ) - アオチーさん» コメありがとうございます＾＾ そう言ってもらえると励みになります！頑張ります！ (2020年3月19日 23時) (
レス) id: ba4c02fd2d (このIDを非表示/違反報告)
アオチー(プロフ) - 続きが楽しみです!!頑張ってください！ (2020年3月19日 21時) (レス) id: 3f20b2e02d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HIKARU | 作成日時：2020年3月13日 4時
