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倉持
Aを抱きしめた次の日の昼休み、何があったのかきこうと一年の教室へ訪れた。
あの日、まさか自分があんな行動をするなんて思いもしなかったし咄嗟の判断だった。
部活の始めからAの様子がおかしくて、心ここにあらずな感じだった。
そんなあいつを気にしてたら、俺は純さんや亮さん、監督をかなり怒らせちまうし。
御幸と何かあったなと思い、部活が終わったら話でもきいてやるかと自分に気合いを入れ直した。
部活が終わって話しかけるタイミングを伺えばーー
遠くから見てもわかるくらいAが動揺していて、今にも泣き出しそうな雰囲気だった。
気づけば、あいつの元に駆け寄って御幸達から隠すように抱きしめていた。
こいつ小せーな。とか、いい匂いすんな。とか
そんな変な事ばっか考えていたのが事実
御幸に至っても、Aの気持ちを知ってるはずなのに浅村と一緒に冷やかしてたし。
そんな事されたらダメージでけーよな、なんて思いながらあいつらが行くまで抱きしめていた。
それから誰かの視線を感じて辿れば、唖然とした様子の東条が俺達を見て固まっていて。
あー…こいつAのこと多分好きだもんな
待ち合わせをしていたようだったので、体を離して最後に意地悪ぃことを言い残して立ち去った。
俺は別にAのことなんて好きじゃない。
これで好きになったらAの二の舞じゃねーか
好きになったと同時に失恋なんて俺はごめんだ。
だから抱きしめたのだって、話を聞いてやったりするのだってただの先輩としてだ。
絶対に好きになってなんかいねえ
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HIKARU(プロフ) - 蝶乱さん» コメントありがとうございます^^ 頑張ります!! (2020年3月5日 17時) (レス) id: e2128e8a6d (このIDを非表示/違反報告)
蝶乱(プロフ) - はじめまして!全然読みにくくなんてありません!むしろ面白くてめちゃくちゃ更新を楽しみにしおります!第2目も頑張ってください (2020年3月5日 12時) (レス) id: f2a4c0900f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HIKARU | 作成日時:2020年3月1日 13時