【BLEACH】いらない子【朽木白哉】

11話：代わり ページ13

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　「あんた、凄いわよ 目の隈。 どうしたの？顔色も悪いし・・・。」




　 十三番隊に来た乱菊さんと偶然会って最初の一言がそうだった。



　『？そうですか？ 大丈夫ですよ、いつも通りです。』


　「そんな風には見えないけど・・・。 ちゃんと食べてる？。前より細くなったわ。」


　『ち、がいますよ、何にも変わりません。』


　「そう・・・？。」




　 見張りがついてから数週間。 任務の時に買うわずかなご飯。

　 眠ると殺される日々。 精神的にもきていた。

　 でもまだ一回も泣いてない。 まだ、まだ希望を捨ててないから。







　「そういえばルキア、もうすぐ復帰できるくらい回復したらしいわよ。」


　『そうなんですか？。良かった・・。』


　「えぇ、でも仕事が溜まってるらしいわよ〜。今の時期どの隊も忙しいから誰もできないんですって。 まぁ 頑張らないとね。

　 Aも体には気をつけなさいよ。」



　『＿＿＿＿はい。』



　 ルキア様の仕事が溜まってる。 ・・・復帰して、たくさん仕事をしたら大変じゃ・・？。


　 また何かあったら大変、私が、やらなきゃ。




　 廊下を足早に歩き、浮竹隊長の所へ急ぐ。





　『＿＿＿失礼します。 お話があってまいりました。』


　「A君・・！ どうしたんだ？。」


　『ルキア様の仕事が溜まっているときき、休み分の仕事を私にください。』


　 急いでいたためか強制的な言葉になっていく。



　「駄目だ、彼女に与えられた仕事は彼女が、」


　『復帰してすぐ大量の仕事をするのは酷だと思います。

　 給料などは必要ありません、私にやらせてください。』


　 頭を下げる。 私がやらなきゃ。 そしたら、


　 ＿＿＿＿＿兄上に、





　「・・・そこまで言うなら・・。 しかし君も仕事が少ないわけじゃない。

　 無理はしないで、厳しいと思ったら言うこと。 いいね？。」



　『＿＿＿＿＿はい・・！。』





　 書類作成や森の見回り、森以外にも町など色々な所に行く。

　 しかも見回りは一人。 まぁ、仕方ない。



　『行くよリンネ、流魂街の見回り。』


　【・・・体、ダメージ蓄積されてるの忘れないでよ。】


　『うん、分かってる。』

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