目に残す話【ボカロ短編集】 (ページ35)

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恋というのは病気ともいいますねページ35

どんな音楽聞くのかな？どんな服が好きなのかな？趣味があったらいいのになぁ

でも、まだ気が早くて

桃「見切り発車してま～す途中下車できませ～んおきをつけて～」

日に日に好きが加速してでもでもブレーキ効かなくて

桃「全然たどり着けるかなんて分かんないよぉこの想い……」

電車みたいにガタコトガタコト不安に揺られても揺れて落ちて終わる恋じゃない私の恋は！

桃「もう止まる気はないし貴音さんにそのまま奪われる気もない、それなら奪ってやる！

　泣く覚悟して行ってやる今すぐいくよ遥さん！」

バタンとドアを閉めて走って行ったいろんなことを想う

初めて遥さんに会ったあの日複雑な恋を知ったあの日振られても突き進んだあの日

あれ？もう涙が流れ出しそう遥さんのことを思い出すと隣には絶対貴音さんが居る

私が隣に居る思い出は一つ二つしかないでも、今諦めて帰ろうとしても止まらない

君にあって一目惚れしていろんなおもいをしていろんな感情を覚えて

苦しい辛い嬉しい会いたい一緒に居たい相手が出来たんだ彼女がいおうがいないか

そんなことは一切関係ないホントのことを遥さんに言ってこの想いを消し去るんだ

遥さんが立ってた貴音さんをまってるんだよね……

あ～もういい！関係ないと決めたんだ！！いっいくよ！

桃「遥さんちょっといいですか？」

遥「うん、いいよ」

いうよ……好きになっちゃだめ気になっちゃってもだめだけど…ワガママを言わせてください

桃「好きです！誰よりも！貴音さんを好きで付きあってることも知ってます

　こんなこといわれても困るだけだと思いますが何もかも愛しいんです

　歩き方も書く文字も貴方が私に掛けてくれる元気をくれる声一つさえ愛しいんです……

　だけど……あなたに言いたいことがあります貴音さんを振り向かせたいんだったら

　いつも通りでいるのが1番ですよ！もう貴方に私みたいに好きで好きで好きすぎて

　素直になれないだけですから忘れてくださいさようなら遥さん………」

私は、立ち去った今頃涙がこぼれてくる我慢してたの充分偉いよう桃もう、我慢しないでいいよ

桃「遥さんあぁ～好きでした何でアドバイスしたんだろ～」

私のワガママは『まだ好きでいさせてください』

これからもよろしくね遥さん