目に残す話【ボカロ短編集】

溶けてしまいそうメルト…… ページ30

朝、目が覚める『う〜んおはよう小鳥さん』

そう言うといつものように君の顔が頭に浮かぶ

　 ボフッッ と顔が赤くなる

昨日君に『どうしたの？』て話しかけられたくて

思い切って前髪を切った。

今日はあの人と出掛けるそれで最近買った服をだす

いつもは、水色のワンピースだけど、ピンクのヒラヒラがついた

スカートをはく あと、君からもらったお花の髪飾りをつけて

ブーツをはく、「よし！でかけるぞ！」

といいその場を立つ頬をパシッと叩き気合いを入れる

しっかりしてないと、トロンと顔が緩みニヤついてしまう

最後にもう1回

『今日の私は、かわいいんだよ、マリー自信もって…待っててね

　 セト……………』

ガチャッとドアを開けて家を出た。



ねぇ……メルト好きで好きで溶けちゃうよっ………



だっだけど………『好き』だなんて絶対にいえるわけないじゃん……


でっでも……目も合わせられない………だけどっ私……恋したいって


気持ちに恋なんかしないもんっ！！


私だってっ……あの日見つけ出してくれたときからキミはヒーローで……



　 『好きなのっ…………』


あっ天気予報さんがうそをついたっ土砂降りの強い雨が降る

カバンの中に入れたままの折りたたみ傘 全然嬉しくないっ


　 ハアッ とため息が漏れた そんなとき……


『しょうがないから入ってやるっスよっマリー』

と、隣にいるキミが笑う ドキッ と恋に落ちる音がした




　


メルト息が詰まりそう 君の背中に触れてる右手の震えが止まらない

高鳴る胸と相合い傘の緊張感そっと手を伸ばせば届く距離……触れたいどうしよ……


　雨の中誰にも聞こえない声でそっと呟く


　 『想いよ届け君に 時を止めてよ！！泣きそうだよ


　 でっでもねっ君……セトと近くに入れて嬉しすぎて死んじゃうよ……』


メルト 駅に着いてしまう もう会えない近くて、少し遠いよだっだから


　 メルト、もう一回君と手をつないで歩きたい！！


　 もうバイバイするの？セトとイヤだっ！！


　『 ねぇ最後に私を抱きしめて…………なんてね……聞こえるわけ


　 届くわけないか………』


　 私は、最後に笑ってみせた＿＿＿＿




作者コーナー(*´∩ω･`)ﾟ+.ﾟ
短いですよね〜〜〜〜〜ごめんなさい
今回は１話で終わらせました！！
まだまだ企画続きます
バーイ

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