目に残す話【ボカロ短編集】 (ページ23)

今日:6 hit、昨日:17 hit、合計:8,139 hit

弱虫の僕と太陽のような君ページ23

「もうどうやったて無駄かもなぁ」

そんなことを一人つぶやく

志麻くんの泣きそうな顔見ていた

あーら皆さんなぜ志麻くんが泣きそうなのか

聞きたいか？そうか聞きたいのかじゃあ教えましょう！！

～それは数日前の事である～

うらたさーんとうらたさんを読んだら地面にうらたさんが倒れたらしい

とりあえず病院へ連れてくとストレス病だったらしい

急いでうらたさんの手術室にいくと

そこにはうらたさんの亡くなった姿があった………

志麻くんはすぐにメンバーの坂田と俺を読んで

うらたさんの姿を見つめていた……

その中でも志麻くんが一番近くに居たからか

すべて俺のせいだと思い

全部背負った…………

～回想終了～～

という事があったんだ……

それ以降志麻くんは元気がない

『諦めないでよっ！』

みたいな言葉じゃ全然足りない

「そしたらもっと元気を出さなきゃっ明日も眩んじゃう」

て志麻くんの手をつかみ走り出す

俺ちょっと無理矢理かな？

日差しにブルーになる

なんか志麻くんの事になると正直心配で

また志麻くんの瞳が潤んできた

「弱虫な僕には……駄目だよ……きっと………」

そんな志麻くんの言葉を聴いて言いたいことがたくさん溢れてきた

「あのね…志麻くんあのねどんなことも信じる！君だから

　その分前を向いて？

　ほんとに駄目になってつらくなって信じれなくなったときは

　君の心を支えてあげる」

志麻くんはうんうんと頷きながら俺の話を聞いている

俺は、話を続ける

「『いっそ』なんて諦めたら絶対にダメ！だよ

ねぇ一人で抱え込まないで一緒に仲間と進もうよ

『独りぼっち』なんかじゃない

いろんな仲間友達がいるでしょう

独りぼっちを壊そうよねぇ

ほら？」

と手を差しのばした

志麻くんはそれを引いて抱き寄せる

志麻くんは俺の胸で泣いていた

俺は、志麻くんの頭をポンポンとなでながら

『つらかったね』と泣きおわるまで声をかけていた