検索窓
今日:9 hit、昨日:4 hit、合計:81,074 hit

52 ページ2

私は黄瀬に事情を説明すると、やっと納得したようだった


黄「いやぁ、俺モデルやっててファンの子かと思ったんスよ」

貴「あ〜…それで…。モデルやってんのかぁ、すげぇな」

黄「俺結構有名なの自覚してたんスけど…知らないんスか…」

貴「他人に興味がないからな」

黄「でもAちゃんは有名だし俺も知ってたッス!」

貴「何でそんなに有名なの?」

黄「義足そのまま見せてるし、あと身体が弱くて入院したりとか…あとよく女の子たちが話してるの聞くッス」

青「また何かやらかしたのか?」

貴「暫く大人しくしてるんだけど…」

黄「あと1年の時、わりと人気高い男の子と付き合ってたッスよね」

貴「あれって人気高いの?私は嫌いだな」

黄「わりとズバッと言うッスね…」

貴「嫌だから別れたんだよ」

黄「ああ…」

貴「あっ!祥吾、ちょっと待って」

灰「あー?」

貴「今日ご飯どうすんの?うちで食べる?」

灰「食うっつったら作ってくれんの?」

貴「良いけど」

灰「じゃあ食う」

貴「分かった」


祥吾にご飯の確認を取っていたら黄瀬が目を丸くして私を見ていた


貴「なに」

黄「ショーゴくんと付き合って…?」

貴「ねーよ」

黄「え、でも今…」

青「あれはいつもの事だぞ。慣れろ」

黄「そ、そうなんスか…?」

貴「そんなに恋人同士に見える?」

黄「いや、見えるッスよ‼幼馴染なのはさっき聞いたけど付き合ってるのかなって思っても仕方ないと思うッス」

貴「ふうん…やっぱりそれでいじめられるのか…」

黄「いじめられてるんスか⁈」

貴「らしいけど、祥吾に言われるまで気づかないんだよねぇ。原因は祥吾といつも一緒にいるからなんだって」

黄「めっちゃ他人事じゃないッスか…」

青「鈍いよな〜」

貴「だって気にしないし」

黄「すごいッスね…」

貴「そうか?ッ、げほっ、げほっげほ、」

黄「大丈夫ッスか?」

貴「だ、げほっ、大丈夫、げほっごほっ、もう休憩終わるだろ?悪い、私は…げほっ、戻る…」

黄「あ、ちょっ…あ、青峰っち、あれヤバくないッスか?」

青「あ?アイツ身体弱いしな。そんな心配しなくても…ほら」

黄「…本当だ、ショーゴくんが何かやってるッス」

青「アイツらお互いに保護者みたいなもんだからな」

黄「ほんっとに仲良いんスね…」

53→←51



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
74人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

碧夜叉 - マリイさん» ミリイさんのご兄弟なんですね!コメントありがとうございます!ミリイさんもマリイさんも灰崎くんが大好きなんですね!! (2018年5月29日 6時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 碧夜叉さん» (ミリイの兄弟です)僕もショーゴ君大好きです ミリイには負けるけど ミリイはショーゴ君と結婚したいって言ってるし (僕って言ってるけど女です) (2018年5月28日 19時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽(プロフ) - 碧夜叉さん» おーなるほど!よかった〜 (2018年5月28日 10時) (レス) id: c0891a44d7 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 瑠羽さん» 大丈夫ですよ!!死にません!「高校は同じ所に入れるか分からないからせめて中学卒業までよろしく」という意味で書いたのですが、伝わりにくかったならごめんなさい…! (2018年5月26日 1時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽(プロフ) - 中学までって・・・主人公ちゃん死んじゃうの!?泣 (2018年5月25日 14時) (レス) id: c0891a44d7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:碧夜叉 | 作成日時:2018年5月7日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。