君と私と○○○○と〜○○短編集〜

６、染岡×恋人　　V２ ページ7

染岡「なぁ・・Aは俺のどこが好きなんだ・・・？」


A「全部好きだけど・・・一番って考えると強いからかな」


染岡「！？強い・・・・？」


A「うんっ！強い所！////」


染岡「・・・・そうか・・・じゃあもう寝ろ・・・・」


A「うん！おやすみなさい！」


Aが女子用のテントに戻ると俺は小さくため息をついた


Aが俺の強い所が好き・・・？俺は・・・強くねぇんだよ・・・


本当はいつも皆が寝ている間にこっそり特訓をしてるんだよ・・・


だからさっきもなるべく早くAを寝かせたんだ・・


だがAが俺の強い所が好きなら俺はもっと強くなりてぇ・・・


強くなって・・最強のストライカーになって・・・


Aに似合う男になりてぇよ・・・・・・っっ


そして次の日、真帝国と戦っていた俺は不動とかいう奴のせいで怪我をした


これじゃあ強くなれねぇじゃねぇか・・・くそ・・・最低だぜ・・


A「竜吾っ！嫌だよっ！///さよならなんて・・・っ！」


染岡「A・・・泣くなよ・・・」


A「だってぇ・・！ひく・・・っう・・・」


俺は足の怪我のせいでキャラバンを降ろされた・・すっげぇ悔しい・・だが


ちゅ・・・・っ


A「ー・・・んっ・・////！？りゅ、竜吾！？」


染岡「泣くんじゃねぇよ・・・俺はまた強くなって戻ってくるからよ！」


A「！じゃあ・・・約束ね・・・！」


染岡「おうっ！待ってろよ！」(二ッ)


・・・なーんて言っちまったけど足の怪我はなかなか治らなくて


練習も出来なくなった・・・これじゃあ強くなれねぇよ・・


そんな中、キャラバンを降りた○○が俺の見舞いに来た


○○「・・・怪我・・大丈夫か？」


染岡「あぁ・・・だがこれじゃあAに見せる顔がないな・・」


苦笑いした俺に○○は突然言った・・・


まるで俺が一番欲しかったものを知っていたかのように・・


○○「なぁ染岡・・・」


○○『強くなりたくはないか・・・・・・・・？』

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