【黒バス】僕の幼なじみはチートなようです【ホラーｸﾗｯｼｬｰ】 (ページ1)

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プロローグページ1

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視線を感じる

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そう思ったのは、3ヶ月ほど前のことだった。

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最初はただの気のせい、そう思っていた。

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けれど……

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＿＿＿ピロリーン♪

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「っ！！」

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静かな部屋に響きわたる機械音。

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それは無機質に、唐突に鳴り響いた。

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特徴的な水色の髪と目を持った少年、『黒子テツヤ』は、その携帯に手を伸ばした。

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暗闇の中で、ぼんやりと光るディスプレイが浮かびあがる

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黒子は震える指を動かし、メールボックスを開いた。

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次の瞬間、彼はトイレへと駆けこんだ。

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「……どうっ、して僕がこんな目に………っ」

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僕は床に崩れ落ちながら言った。

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口の中が酸っぱい。さっき吐いてしまったからだろう

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先程届いたメール……それは、3ヶ月ほど前から僕をつけているストーカーからのものだった。

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そのメール内容は、どれも気持ちの良いものとは言えなかった。

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『黒たん今日は英語の授業中寝てたでしょ～？ダメだなぁ、ちゃんと受けなきゃダメだぞ？』

『今日は黒たんのタオル貰っちゃった☆黒たんの匂いがするよぉ～』

『黒たん今日お留守番でしょ？けど心配しないで。俺が見守っててあげるから』

『今日黒たんに触れた奴がいた。黒たんは俺のものなのに。殺す殺す殺す殺す殺す殺す黒たんは俺のものだ』

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ストーカーからくるメールはそんなものばかりで、いかにもその現場を傍観していたかのようだった。

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「た、すけてください……」

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もう限界だ。部活の皆にバレるのも時間の問題だろう

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僕はもう一度携帯を掴み、アドレス帳を開く。

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＿＿＿プルルルルル…………ガチャ

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「もしもし、赤司くん

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＿＿＿助けてください」

震える声で、そう言った