男装してても心は女。６【佐野万次郎】

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2週間後



一虎に会ってから2週間がたった



『あと4日か・・・』



どうにか説得してくれるといいんだが



コンコン



ノックが響く



『誰だ？』



マ「・・・俺」



『マイキー？』



ガチャ



急いで扉を開ける



『どうした？』



マ「・・・どうしたじゃねぇだろ顔見せに来いって言ってたのにこねぇから、俺から来た」



忘れてた・・・



マイキーを部屋にいれる



『悪い、完全に忘れてた』



マ「・・・」



ムスッとしてるマイキー



昔も気に入らないことがあるとこうだったな



『・・・タイ焼き食うか？』



マ「食う」



俺があとで食べようと思ってたタイ焼きを渡す



マ「・・・なぁ、お前三途と何してんだ？」



『は？』



三途と俺が何してる？



マ「蘭から聞いた・・・最近やけに三途と出かけることが多いって」



あいつ・・・



『仕事』



マ「お前と三途の合同任務は最近入ってないぞ・・・」



確かに、俺が入れてねぇわ



マ「・・・何隠してんの？」



『・・・４日後に、昔梵天のたまり場だったあの廃ビルに来い。そこで俺がやってること、やってることの意味が分かる』



マ「・・・分かった、タイ焼きご馳走様」



タイ焼きを食べ終わったマイキーが部屋に戻っていく



だるいことになったな・・・



とにかく4日後、この日でこれからの全てが決まる

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