耐えてるんだけど ページ4
僕とAは同期。
数少ない今の僕が興味を持ててる人の一人。
そんなAとは入隊時から合同任務に当たることが多い。
そして柱になった今でも、合同任務は多くあたる。
昨日なんて散々で。
あんな雑魚相手にAと僕を一緒にさせる事はあるのか。
彼女が二つ年上だからって遊郭にAだけが送られた時はお館様相手でも大反対した。
そして昨日は今までになかったAとの混浴。
僕が14だからって言っても男だ。
本当に我慢するのが辛い。
寝てる時だって何回見えちゃいけない所が見えそうになったか、、、
本当にAはそう言うことに対して危機感を持たない。
鬼にしか持たないんだ。
僕もそう言う点では鬼だよ?
いつ思い知らせてやろうか悩むところだ。
しかもそれを他の柱も言ってるのが気に食わない。
他の柱との合同任務でもそうなのかって思うだけでイラつく。
美味しそうにすき焼きをほおばる君が可愛かった。
真剣な表情で呼吸を使う君が綺麗だった。
痣の発現した君が儚げだった。
温泉に浸かる君が美しかった。
僕に向けて笑う君が花のようだった。
鬼に向けて笑う君は彼岸花のようだった。
君が、綺麗で、美しくて、穢れが無くて。
僕の手で──
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作者名:Ro:A | 作成日時:2019年9月23日 3時