検索窓
今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:16,590 hit

ページ8

柊戯seid


あーあ、クラス入るのしんどい。


はい、さっき扉蹴り倒した人の姉です。←


超、入りづらい。


(サボろうかな。)


クラスの扉の前でう〜ん、と唸っていると


?「なあ、あんた。ちょっといいか?」


「?」


 私が振り向くと、そこには青いパーカーに学ランを着た人が立っていた。


 なんか、妙にカッコつけててはっきり言ってイタイ。


 おっと、用件聞かないと、


「あー、はい。何?」


?「あんた、あの転校生か?」


「うん、そうだよ?で、君は?」


カラ「あぁ、悪い。俺は1-2の松野カラ松だ。」


(松野?……まさかね。)

「一魅と同じクラスか…。」


 私は普通に話しているけど正直ちょっと期待している。


(喧嘩、したいなぁ。)

「で?ご用件は?」


カラ「今日の放課後、体育館裏にきてくれ。」


うっわ、告白みたい。


まあ、絶対違うと思うけど


「OK…じゃあ、妹も連れていっていい?」


カラ「妹?」


「さっき、君のクラスの扉蹴り倒した子だよ。」


カラ「構わない。」


 この、カラ松という人は見たところ強そうだがいわゆる優男だろう。


(なーんか、匂いが一魅と似てるんだよねぇ。)

 そんなことを思いながら、休み時間になった教室のなかに入る。


先生「おお、柊戯。さっきは大変だったな。大丈夫か?」


 へえ、私の心配してくれる先生なんだ。今回は比較的当たりかな?


「大丈夫ですよ?」

先生「ならいいんだ。」

 先生は、さっき自己紹介が出来なかったから、二時間目を使ってやるらしい。

「先生。私の席って何処ですか?」

先生「あぁ、それならあの窓際の一番後ろだ。」

おお、良い位置! やったね♪


「はーい!」


 だが、クラスが少しざわついた事に気づいた。

(なんだろう?……まあいっか♪)

 私は、一番後ろに歩いていった。

すると、その時


?「へえ、案外美人じゃん。」

「ん?」


 私の横、つまり隣の席の男子生徒が話しかけてきた。

「へぇ。私が美人? お世辞ありがとう。……って…あれ?君……」


さっき、廊下で会わなかったっけ?

といいかけて

止めた。


(あは、ビンゴだ。)

直感的にわかった。

「……クヒヒっ。」

?「あ、俺の弟にもいるんだ、そういう笑い方のやつ。」

「へぇ、そうなんだ。野暮なこと聞くけどさぁ…君の名前なぁに?」

?「ああ、俺?









  ………松野家の長男、松野おそ松でーす。よろしく♪」



「私は、佐藤 柊戯だよ。よろしくね♪」


やぁーと見つけた。


_____“僕”と同じ匂いの人。

碧 〜カラ松sied〜→←蒼



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
30人がお気に入り
設定タグ:喧嘩松 , 長兄松 , 双子
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レタス - 凄く面白いです!更新頑張ってね! (2019年2月10日 17時) (レス) id: b41164cd5e (このIDを非表示/違反報告)
白虎P(プロフ) - クロネコさん»  見てくれてありがとうございます!! これからも頑張って書いていくので、応援よろしくお願いします!   (2018年3月1日 19時) (レス) id: 4bf5d79354 (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ(プロフ) - 凄い面白いです!これからも更新頑張って下さい!応援してます!(≧▽≦) (2018年3月1日 19時) (レス) id: 3c9e6f42df (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白虎P | 作成日時:2018年2月12日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。