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【第4話】 ページ5

とりあえずにと自己紹介した後、私はベンチに座らせてもらい、この教会の神父であるカラ松さんと女神…のチョロ松さんが私の前に立っている。






チョロ「それで?いきなりココに来るなんて何かあったの?」



『じ、実は───
つい昨日のことなんですけど、おそ松っていう死神と名乗る人が現れて…』



恐る恐る昨日の出来事を伝える。



カラ・チョロ「…!」




彼らは“死神”という単語が出てきた瞬間、驚いた表情をして互いに顔を見合わせた。





チョロ「あいつか…」



チョロ松さんは深刻そうな表情で何かを考え始める。



この反応からしておそ松のこと知ってるの?




おそ松のことを知っているのにあの反応ということは私が助かる望みは低い…?

不安を胸に、目の前の2人をじっと見つめていればずっと黙ったままだったカラ松さんが口を開いた。





カラ「おそ松についてはこちらで善処する。
安心していい。

だから……そんな不安そうな顔するな。」



そう言ってカラ松さんはぽんぽんと私の頭を撫でてくれる。



私、そんなに表情に出てたのかな…。


でも、安心していいというその一言で少しだけ不安が取り除かれた気がする。




『ありがとう…ございます』


カラ「フッ。まだ不安なら俺の胸に飛び込んで…」


『あっそれは結構です。』



突然何を言い出すんだこの人は。

即行で断ればカラ松さんは落ち込んでしまったらしく教会の隅で小さく体育座りをしだした。



呆れながらカラ松さんを見ていればいきなり隣から元気な声が聞こえる。


?「ねーねー!皆何してんの!?
野球!?野球する!?」


そっと隣を見ればそこには大きく口をあけて笑っている天使がいた…。


今度は天使ね。


うん、さすがにもう驚かないよ。






チョロ「十四松、野球はしないから。

あ、この人Aさん。
今日は色々あってここに来てるんだ。」



へぇ…この天使、十四松というのか。



十四松「……俺、十四松!!
よろしくお願いしマッスルマッスル!ハッスルハッスル!」


『あ、う、うん。よろしくお願いします』




ものすごい元気な天使だこと…。

名前を言うとき、少しだけ間があったけどどうしたんだろう?


…そんな気にすることでもないか。

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サクラ - 更新楽しみに待ってますので戻ってきてください!おねがいします! (2018年2月15日 18時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
玲紋 - 気になります!続きが!応援してますね! (2016年3月21日 1時) (レス) id: eee74b7045 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももももっち。 | 作成日時:2016年1月10日 23時

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