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【第13話】 ページ14







黒い笑みを浮かべるおそ松にゾクリと体に寒気が走る。


いつものおちゃらけた小学生の様な雰囲気はない。
強いて言うならば私が教会から帰ったときの彼のような感じだ。



ピリッとした雰囲気に呑まれないよう、手を強く握る。

そしてトド松くんはただのクラスメイトと説明しようと口を開いたとき、1番あってはいけない事態が起こってしまった。






トド「んぅ……」




トド松くんが起きてしまったのだ。



トド「あ、Aちゃんおはよー……え、」



とろんとした目を擦りながら顔を上げたトド松くんは、おそ松の姿を見るや否や一瞬にして驚いた表情に変わる。







おそ「え」





しかし、驚いた表情になったのはトド松くんだけではなかった。

おそ松も何故か口をあんぐりと開けている。







おそ・トド「え!?えぇぇえぇえええええ!?」






見事にハモった2人の声に、この状況を理解できない私はただひたすら頭の上に?が浮かぶだけだ。





おそ「なんでお前が此処にいるんだよ!!」

トド「それは僕の台詞だけど!?おそ松“兄さん”!!」



お、おそ松…兄さん?


トド「ここ何日か家に帰ってこないと思ったら……そういうことね〜。」







何かを理解したらしく、呆れながら笑うトド松くんとふいに目が合う。



トド「…もしかしなくてもおそ松兄さんってAちゃんの家に住み着いてる?」




『え?う、うん。』


私の肯定の返事を聞いた途端、トド松くんがうるうると涙ぐんだ瞳で上目遣いをし始めた。






え、何が始まるの。

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サクラ - 更新楽しみに待ってますので戻ってきてください!おねがいします! (2018年2月15日 18時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
玲紋 - 気になります!続きが!応援してますね! (2016年3月21日 1時) (レス) id: eee74b7045 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももももっち。 | 作成日時:2016年1月10日 23時

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