【あんスタ】アイドル科 : 3-A ヤンデレ問題

#36 ページ38

敬「Aっ……」

「お、おっす！おはようッス！Aッス！おっす！」

翠「めちゃくちゃ鉄虎くんログインしてる…」


蓮巳先輩はこっちが悲しくなるくらい心配そうな顔をして私の肩を掴んだ。


敬「貴様、俺がどれほど心配したと思う。どれだけ生徒会の仕事に穴を開けたと思う。どれだけ貴様を失うかと思ったと…………」

「う、ういっす…すみません…」

敬「やはり、俺が貴様の管理を徹底した方がいいだろう。

大丈夫だ。不自由はさせない。最初は退屈だろうが我慢出来るよな？
目星はつけてある。だから今日の放課後…」

「へい！！！とまれぇい！！！蓮巳の旦那ぁ！！！！！！！」

一息で堂々と“Aちゃん監☆禁☆”宣言をしている蓮見先輩からものすごい勢いで離れる。

靴箱に背中を強打したがそんな事に構っていられない。


敬「あっ、！貴様！落ち着くことが出来ないのか！今靴箱に衝撃したことによって脊椎を損傷したらどうする！！！」

「貴様が落ち着け！

んな簡単に損傷しないわ！馬鹿なの！！？？」


だんだん周りの生徒の野次が集まってくる。

とばっちりで集中砲火を浴びてる翠くんが死にそうだ。


衣「と、とにかく。今は服装チェック中なのでそうゆう話はまた後にしましょうよ。


ほら、関係ない人は邪魔しないでくださーい」


衣更先輩がさらっとまとめる。


かっこいい……助かります………。


敬「っ…そうだな。俺としたことが取り乱していた。

すまん、衣更」

衣「いえいえ。ほら、お前らもさっさと行け〜」


衣更先輩に促されて私たちは教室へ向かった。


敬「A、貴様はあとで生徒会室に……」

「覚えてたら伺いまぁぁぁぁす」


掴まれて痛む肩を抑えながら足早に教室へ向かった。



そしてラビちゃんの報告書を出すことを思い出して廊下を走ったら蓮巳先輩に追いかけ回された話でもする？
(めちゃくちゃ衣更先輩に助けてもらった)

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