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嵐「あら?泉ちゃんは?」
「泉に帰ったんですよ。
あぁ、感動感動。泣けてくる〜」
凛「心こもってなすぎ…ふわぁ…」
レッスンを始めようとするが、一人足りない。
今日は珍しく凛月先輩も起きてるし、レオ先輩もレッスンする気満々なのに…。
まぁ、こちらとしては正直好都合である。
「………瀬名先輩の行方知ってる方はいませんか…」
司「迷子…ですかね…」
「いやあの人一応3年生なんだけど。
それに遊木先輩を学院内に監 禁したことあるような人だから学院構成は詳しいんじゃないかな」
嵐「大丈夫よ、Aちゃんが今日レッスン担当って知ってるんだから来るはずよっ。
先に進めましょう」
「うぅ…、嫌な気持ちですが…先に始めましょうか」
夢ノ咲学院 アイドル科 3-A Knights所属
瀬名泉 ____。
朝からの3-Aが私に対する行いを見れば分かると思うがレベルや行動が違えど、狂ってる。
守沢千秋 蓮巳敬人 三毛縞斑の部類が【独占欲】とすれば、
羽風薫 斎宮宗は【執着心】だ。
(まぁ、羽風先輩はただのメンヘラ((())))
【独占欲】は暴走しない限りそれなりに対応できるが、
【執着心】は難しい。
上限というのを最初から突破しているからブレーキがなかなか効かない。
瀬名先輩は【執着心】部類だけど
その感情の塊で出来ているような人間だし…。
それは"遊木真監 禁事件"で身に持って体験した。
「うーーーん、リズム合わせたいですよねぇ」
レ「あ〜〜〜!!!集中力きれるっ!!!」
「ああああっ、頑張ってレオ先輩!!!
とりあえず休憩にしましょうか?飲み物作ったのでどうぞ」
スポーツドリンクを渡して、レオ先輩を念入りに見張った。
凛月先輩はさっそくねんねに入ったがまぁ、レッスンも頑張ってたし少しはいいだろう。
司「Aさん、お疲れ様です」
「お疲れ様っ」
騎士としての役目と思っているのか、休憩中に側に来てくれる司くん。
そんな司くんにタオルです首周りを優しく拭いてあげればにっこりと笑って「ありがとうございます」なんて言う。癒しなんですけど。
レッスン内容を見つめ直したり、曲のセッティングをしたりで休憩なんてないけど
プロデュース科の宿命みたいなもんや。
レ「おっ、セナァ!!!遅かったじゃん!」
大人しくしていなレオ先輩が扉の方を見て叫んだ。
名詞にドキッと心拍を早くする。
瀬「俺だって色々あるの。
ねぇ、A〜」
瀬名先輩は嫌味ったらしい笑顔を向けた。
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優人(プロフ) - ほんとにみすどさん??みすどさま??様か、(???)みすどさまの小説どれを見ても面白すぎて泣いてます更新頑張ってください (2020年4月25日 10時) (レス) id: 0718ecff1c (このIDを非表示/違反報告)
しののの - いやほんとに草です。草しか生えません。好き← (2020年1月26日 0時) (レス) id: 6a599a3a76 (このIDを非表示/違反報告)
腐りかけ - 毎話に笑いの神が降臨してる…毎回吹き出してます。これからも拝見させて頂きます。更新頑張ってください。 (2019年11月26日 16時) (レス) id: b69fe70fd6 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - とっても面白い作品ですね!!!! 更新待ってます (2019年10月8日 20時) (レス) id: 08942b1695 (このIDを非表示/違反報告)
shoto(プロフ) - 貴殿は神ですか……。 大家族もヤンデレも好きです。最高です。控えめに言って。頑張ってください。 (2019年9月3日 20時) (レス) id: ef163209c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みすど | 作成日時:2019年8月25日 17時