#2 ページ5
翠サイド
「みどにぃ苦しいー！」
翠「あ、ごめん。大丈夫？A」
Aは俺の力から解放されるとレオ兄のとこへ行った。
「レオにぃ」
レ「ん？どうした？」
「みどにぃに迷惑かけちゃダメだよ？」
レ「へ？？？」
Aの言葉にびっくりしたのはレオ兄だけじゃなくて俺も敬人兄も驚いた顔をした。
「みどにぃに迷惑かけたらレオにぃ嫌いになる！」
レ「は！？それは勘弁！！……てか俺迷惑かけてないし！」
いや、かけてるからこうなってんだろ。
心の中でつっこんだけど口には出さなかった。
「みどにぃ」
Aは今度俺のところに来た。
「レオにぃと一緒に学校行って？」
かわいく首を傾けてお願いポーズ。
そんなことされたらさ断れないじゃん。
翠「うん、行くよ。ありがとうね、A」
Aの頭を撫でてやると嬉しそうに微笑む我が天使。
敬人兄も微笑ましく見ていた。
やっぱりAには適わないよ。
友也サイド
なんか、色々あったらしいけど学生組はみんな学校へ向かった。
その30分後くらいに社会人組も出勤。
俺？俺の大学、今日休校なんだよね。
だから今日はAの幼稚園の送りだったり家事したり。
ほんとは英智兄さんもいる予定だったらしいけど急に名古屋で会議が決まって早朝に出ていった。
だから今家にいるのが俺とA。あと＿＿＿
凛「おはよ〜」
凛月兄さんだ。
「りつにぃ、おはよう」
凛「うん、おはよう。もう幼稚園行くの？」
「うん！！」
凛月兄さんの大学も休校らしく今日は(いや、今日も)ダラダラしているらしい。
友「凛月兄さん、朝ごはん食べたらでいいから洗い物やっといてよ。いくらAの送りとはいえ極力外には出たくないでしょ？」
凛「そうだね、さすが我が弟〜。分かってるじゃん」
凛月兄さんはAのほっぺをつついて『今日もかわいいね』なんて言っている。
友「ほら、A。そろそろ行こうか」
「うん！今日は友にぃの日だ〜！！」
嬉しそうに足に抱きついてきたA。
いや、天使すぎる。
その後Aは凛月兄さんと仏壇の両親に行ってきますと言い、俺の手を握って幼稚園に向かった。
これが我が一家のスタートである。
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アルパカ - すごく面白かったです！更新頑張って下さい！続き楽しみにしてます！ (2020年5月14日 11時) (
レス) id: 00fe17351a (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん - いつも、楽しみにしています！できたら、北斗くんと真くん登場させてください。お願いします (2019年8月28日 13時) (レス) id: 37501b478c (このIDを非表示/違反報告)
ぶーりん - 姫みんカワユス！ (2019年8月19日 14時) (レス) id: 1f71202e8a (このIDを非表示/違反報告)
咲那(プロフ) - 更新楽しみに待ってました〜ゆっくりでいいので続き待ってます♪頑張ってください〜！私じゃ1日で5000hitなんていかないので尊敬しますー！ (2019年8月15日 3時) (レス) id: ea388f89fe (このIDを非表示/違反報告)
華乃(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (2019年8月14日 22時) (レス) id: 9489fc516c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすど | 作成日時：2017年11月13日 0時
