#18 ページ22
忍サイド
忍「うぅっ……」
さっきまで一緒に登っていた鉄虎くんと光くんはどんどん前に行ってしまった。
いや、走って行ったって言った方が正しい。
体力がない拙者にとって山登りはとてつもなくきつい。
翠「忍くん、大丈夫？」
忍「だ、大丈夫でござる……拙者は忍者ゆえ、山登りなど容易い御用………はぁ……」
翠「ぜんっぜんそうには聞こえないけど……」
翠にぃは背負っていたリュックをお腹の方で背負って背を向けて屈んだ。
翠「置いてけないから乗ってきな」
忍「え……」
小学校高学年になっておんぶは恥ずかしい。
と、思いながらも疲れたら翠にぃに運んでもらうオチに終わるのだ。
忍「ほんとに、大丈夫でござる……ありがとう……」
翠「忍くん……」
けど、この山は忍者になるための修行だ。
拙者は必ずこの山を登ってみせるっ！！！
真「お、俺の中の予定では……Aを抱っこしていくはずだったんだけど……」
凛「うるさいよまーくん。口より足を動かしなよ」
真「運んでる俺に向かってなんだその言い方は！！！」
前方には凛月にぃをおんぶしてる真緒にぃ。
真緒にぃは文句を言いつつ凛月にぃをおんぶしながらどんどん先に進んでく。
忍「力持ちっ……！！！かっこいい……！！！」
拙者は密かに真緒にぃみたいなお兄ちゃんになることが夢でござる！
真緒にぃみたいに優しくかっこいいお兄ちゃんに。
唯一の妹のAにああゆうことをしたい……。
少しヤル気が出てきた。
忍「翠にぃ！Aはどこにいるでござるか！」
翠「えっ？確か……夏目兄さんが抱っこしてたような……かなり前の方で」
忍「夏目にぃでござるな！よぉーし！お兄ちゃんが行くでござるよーーー！！！」
翠「し、忍くんっ。そんなに走ったら……」
フルスピードで走り出し前に進む。
真緒にぃも凛月にぃも驚いていた。
忍「無念……」
翠「言わんこっちゃない………」
しかし、すぐに疲れて翠にぃに運んでもらったのは言うまでもない。
真緒にぃみたいなお兄ちゃんになるにはまだまだ修行が必要でござる。
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昨日更新できなくてすいません！
チョコレートを異常摂取してお腹壊してました！(ガチめに)
今はピンピンしてます(笑)
作者はイベント頑張ってます。
最推しの鉄虎くんが3回ドロップしてくれて幸せです(満笑)
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アルパカ - すごく面白かったです！更新頑張って下さい！続き楽しみにしてます！ (2020年5月14日 11時) (
レス) id: 00fe17351a (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん - いつも、楽しみにしています！できたら、北斗くんと真くん登場させてください。お願いします (2019年8月28日 13時) (レス) id: 37501b478c (このIDを非表示/違反報告)
ぶーりん - 姫みんカワユス！ (2019年8月19日 14時) (レス) id: 1f71202e8a (このIDを非表示/違反報告)
咲那(プロフ) - 更新楽しみに待ってました〜ゆっくりでいいので続き待ってます♪頑張ってください〜！私じゃ1日で5000hitなんていかないので尊敬しますー！ (2019年8月15日 3時) (レス) id: ea388f89fe (このIDを非表示/違反報告)
華乃(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (2019年8月14日 22時) (レス) id: 9489fc516c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすど | 作成日時：2017年11月13日 0時
