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烏が踊る ページ3

からんからん


家の近くに最近できたカフェに入る。
中は思ったより広かったが、落ち着く雰囲気だった。

結構いいかも。


どれにしようかなぁ、
期間限定さくらんぼとベリーのタルト…美味しそう。
飲み物は、シンプルにアールグレイでいいかな。


「すみません、このタルトと、アールグレイください」


「さくらんぼとベリーのタルトと、アールグレイティーですね。かしこまりました」


この店員さん背高いな。
若そうだし、大学生ぐらいかな。





からんからん





美味しかった。

また来よう。




「あ、こんどあいつも誘おう」
















何度もカフェへ来る内に佐藤さん、あ、店員さんね。
と仲良くなった。

佐藤さんはカフェのオーナー兼店長らしい。
歳は一個下の24歳だった。でも学年は同じ。



「今日もアールグレイ?」

「うん。だって美味しいから」

「気に入っていただけて光栄です」

「なにその口調」



いつのまにか俗に言う恋人になっていた。











「やっぱオマエとたべるとおいしい」


「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない」


こいつとも結構仲良くなってきた。

愚痴とかを吐きながら二人で食べたり飲んだりしてる。


やっぱり謎なところが多いけど、いい友人だ。



「ねぇー、そろそろ姿見せてよー」


「ヤダ」



…友人ではないかも。

鸚鵡が鳴く→←鴨が泳ぐ



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めた(プロフ) - コメントありがとうございます!怪物との関係の変化を意識して書いたので嬉しいです! (2022年8月12日 13時) (レス) id: 7bd9218a8b (このIDを非表示/違反報告)
朱まぐ(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。完結おめでとうございます。お話面白かったです!オチがせつなかったのですが主人公と謎な生物の親友みたいな関係が好きだなと思いました。素敵なお話ありがとうございました! (2022年8月10日 17時) (レス) id: 36aa4bf6d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めた | 作成日時:2022年8月4日 23時

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