【D.Gray-man】めんどくさがりで戦闘狂で自分を大切にしないけど仲間は大切にする少女のトリップ記 (ページ45)

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第44夜ページ45

リナリーside

ミ「何をやらせてもダメな奴っているでしょ、私ってそれなの…

子供の頃から同級生の背中ばかり見てた、皆私より何でも出来てスイスイ前へ行くの

大人になってもそんな自分は相変わらずで仕事は転職ばかり

私ね…“ありがとう”って言われたことないの、それって誰かの役に立てたことないのよ

“ありがとう”って言われて誰かに私のことを認めてもらいたかった…

そんな時だったの、古道具屋で捨てられそうになってる古時計と出会ったのは…

役立たずで捨てられる時計、なんだか自分を見てるみたいで

誰も動かせなかった古時計、その鐘の音は私の心に響いたの

ダメな私のことを認めてくれた気がした」

『そんなことがあったのね』

「ｼﾞﾘﾘﾘﾘ」

ア【もしもし、聞こえますか？】

『聞こえてるよアレン君、Aちゃんも大丈夫？』

主【ウチらは大丈夫だよ

それよりリナリー達どこにいるの？ウチらはまだ酒屋にいるよ】

『ミランダの部屋にいるんだけど、私のゴーレムを案内役に向かわせるわね』

ア【わかりました】

良かった…アレン君達が無事で

『ミランダ、アレン君達が来るまで私達のこととか説明するわね』

リナリーside end
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夢主side

リ「アクマが退いた？」

ア「ええ、ちょっと様子が変でした僕達のこと殺す気満々だったのに

一応この辺り見回りましたけど」

リ「でもよかった、レベル２を２人であんなに相手するのはアレン君とAちゃんにはまだ危険だもの」

『アレンは新しい銃刀器型の武器、あんまり長く使えないみたいだしね』

ア「そうなんですよねー…結構体力つくってるんだけどなあ」

リ「でもちょっと体大きくなったねぇ」

ア「ホント!?」

『暇な時組み手の相手してやろうか？これでも結構強いよ』

ア「お願いします

ﾁﾗ)で、何してんですかミランダさん」

リ「私達とアクマのこと説明してからずっとあそこで動かなくなっちゃったの…」

ミ「私ホントに何も知らないのよ…この街が勝手におかしくなったの、何で私が狙われなくちゃいけないの…？

私が何したってのよぉぉ～、もう嫌もうなにもかもイヤぁぁ～」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

ア「く、暗い…」

リ「ずっとああなの」

最初の時と比べてリナリーミランダの行動に慣れてきたな