3話 ページ14
連れていかれたのは、剣道具やらなんやらが揃った店
と…………
すっげえ乙女な雑貨屋
A「ありがとくろー!!いい買い物できた♪」
紅郎「ああ…ってお前な、人を振り回すな!!」
A「いーの!くろーとおしゃべりしたかったんだぁ♪」
紅郎「っはあ!?…馬鹿かよ…」
本当、馬鹿だ
まったく
忙しい奴だ
今日の買い物で
こいつのこと、結構いろいろ知れた
夢ノ咲に近い学校に通っているということ
弟がいるということ
俺と同い年だということ
かわいいものが、好きだということ
さっきの雑貨屋で買ったストラップを、鼻歌交じりに嬉しそうに鞄につけるAA
…まあ、楽しそうで何よりなんだが
それから俺とAは、一緒にいることが増えた
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A「あ、くろー!!一緒に帰ろー♪」
紅郎「おう、」
A「じゃあ行こーう!」
紅郎「ああ、そういえばA」
A「んー?」
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あいつは相変わらず俺を「くろー」と呼ぶが
俺はあいつを「A」と呼ぶようになった
苗字なんだがまあ、俺にとっては大きな進歩だった
登下校等も、会ったら自然と一緒に
いつの間にか、そんな関係になっていた
放課後は暇があったら軽く遊びに行ったり
お互いの稽古の見学したり
とにかく
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あいつといると楽しかった
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だがある日から
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ぱたりと彼女を見かけなくなった
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最近は二人だった登下校
当たり前だと、思ってた
けどなんか
寂しい
それは多分
気がつかぬうち
大切な存在へと変わっていってた
彼女が側に
いないから。
紅郎「A…」
贅沢なことは言わない
今はただ
あいつが無事ならそれでいい
紅郎「…戻って来い、A」
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月永 巡(プロフ) - わかりました!再びリクエスト、ありがとうございますっ(；∀； ) 優先度は低くなりますが書かせていただきます!!桃季可愛いですよねっt (2016年8月5日 14時) (
レス) id: f2838a14db (このIDを非表示/違反報告)
やま☆ほの - *姫宮桃李ｸﾝ(付き合ってます) *主人公が他の男子としゃべっていることに嫉妬して、桃李ｸﾝが「僕だけを見てればいいの。」と、言ってkissする。的な感じのお話をお願いします！ 【ちょっとかっこよくkissにしてみましたw】 (2016年8月5日 14時) (レス) id: d1e7fe3689 (このIDを非表示/違反報告)
やま☆ほの - めっちゃお久しぶりです！リクエストさせていただきます！ (2016年8月5日 14時) (レス) id: d1e7fe3689 (このIDを非表示/違反報告)
月永 巡(プロフ) - ありがとうございます!!リクエストから話がものすごく逸れてしまいましたが、楽しんでいただけたなら嬉しいです♪ (2016年7月25日 22時) (レス) id: 8a3c3a7f8d (このIDを非表示/違反報告)
月永 巡(プロフ) - いえいえ! お役に立てなくて申し訳ないです（ーー；）占ツクいろいろわかりにくいですよねー汗 (2016年7月25日 22時) (レス) id: 8a3c3a7f8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月永 巡 | 作成日時：2016年7月16日 23時
