眠れないほどずっと Ⅱ (ページ3)

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家に着くと、私はお利口だからすぐ翔平くんに家に着いたと連絡を入れた

あーあ、急な休日なんて特に何したらいいのか分からない

とりあえずいつものように翔平くんのために夜ご飯を作って、時間が余りすぎてるからなんとなく部屋を掃除する

そういえば、部屋にフレグランス欲しかったんだよなぁ

翔平くんが帰ってきたらどんなのがいいか聞いてみよっと。

結局、掃除をしても時間が余った私はソファの上で寝てしまった

ｶﾞﾁｬｯ

「ただいまー」

うっすら意識を取り戻してソファの上で伸びをする

「A？寝てたんだ笑」

『うんっ、おかえり翔平くん
お腹空いてる？ご飯できてるよ』

「ありがとっ！一緒に食べるよね？ごめん遅かった。」

『全然〜、たくさん寝れたから逆に今ちょー元気笑』

器にご飯をよそっていると、ぎゅっと私の肩をすっぽり包む翔平くん

「A〜、やばい俺ほんと幸せ」

『ふふふ、幸せだね笑』

もうまるで夫婦のように夜ご飯を食べて、寝る準備をして、今はベッドの上でゆっくり時間

翔平くんはいつも私にぴったりくっついて離れないから、ちょっとでも離れると自分が思うよりもずっと寂しくなる

今だって、翔平くんがキッチンにお水を取りに行っただけなのに、隣にあったばかりの温もりがもう恋しい

戻ってきたらすぐさま翔平くんの左肩に頭を預ける

「ん？どーしたの、そろそろ眠くなった？」

『んーん、翔平くんとくっつきたいだけ』

「なんか、最近特に正直で可愛いよねA」

『ふふ、同棲ってすごいね笑
…ん。』

翔平くんの顔を見上げて、自分の唇を人差し指でトントンする。なんだか翔平くんに触れたい気分なのだ。

「ふふはっ」

とろけそうな顔の翔平くんは、ちょっと意地悪な顔して、唇じゃなくて人差し指で私の唇をトントンするだけ

『…ふんっ！分かってるくせに。
今日朝からずっと意地悪多くて翔平くんきらーい』

ベッドに潜って背を向ける

「ごめんってぇ、やだ嫌いとか言わないでA」

『だって意地悪だもん。きらーーい』

「分かったもうこれ以上意地悪しないよぉ、、Aこっち向いて」

いじになって振り向けない私はホントに子供

すると翔平くんは簡単に私を振り向かせて私の顔を引き寄せて優しく口付けをする

さっきまでツンツンだった私はこんな一瞬でもう彼の虜