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「はっ、え...おれ...?」
『...うん』
初めて自分の写真機で撮る写真に
一緒に写る人がいるなら
おれがいい、って...?
「っ...」
『レオ...?』
...なんだよそれ
可愛すぎだろ。
その為にわざわざ、おれの部屋の前まで来て、おれを誘おうとしてくれたのか。
––––�爛譽�がいい�瓩覆鵑�
...プロポーズみたいだな。
『っ、レオが嫌ならいい...父さまと、撮る。』
「...」
馬鹿
嫌なわけない
嬉しすぎて飛び跳ねたいくらいだ
「...おれ、嫌なんて一言も言ってないけど...?」
『!っじゃあ、』
「うん。
–––仰せのままに、Aさま。」
『!!...う、そっ、それやめてって言ってるじゃないっ...』
Aがおれの敬語を嫌ってるのは知ってる。
けど
–––––今のは只の、照れ隠し。
「...で、どうすんだ、おまえはどこで撮りたい?」
『うーん、特には...あっ!っねえレオ、ちょっと来て!』
「?」
おれの手を引いて、
...ベッドの隣に立つA。
『布団に潜って撮るの!どう?雰囲気あっていいと思わない?...レオ?』
「っあ、ああ!いいな、それ!」
ベッドを見て
如何わしいことを想像してしまった自分が憎い...
え、何かって
–––––––さっきの続き、とか。
『ほら、はやく!』
「っおお、わかったわかった」
もぞもぞと布団に入っていくA
...ここ、おれのベッドなんだけどな。
『ほらっ、レオも布団被って!』
「はいはい」
まあ
『いくよ、』
今日のこの記憶が
『せーのっ』
おれの中に、思い出として、残るなら
『...ふふっ、ありがとう、レオ』
...おまえの中で、思い出として、輝くなら。
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
結局、おれがAと写真を撮ったのは、これっきりだった。
二人で映った写真は、この一枚だけ。
Aの写真機も、数日後火に呑まれることになる
–––––––––まさかこの写真の裏が、五線譜になるなんてな。
�犲命伸�–fin–
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月永歩 - 清らかな永遠を此処にも、番外編もとても良かったです！続き楽しみにしています！ (2022年5月6日 5時) (
レス) id: 19eb55b45a (このIDを非表示/違反報告)
月永 巡(プロフ) - さくらもち。さん» 本当に申し訳ないです...そう言っていただけて嬉しいです...本当にごめんなさい、ありがとうございます...（ ; ; ）これからも驚いていただけるようなお話を目指して精一杯頑張らせていただきます...!これからもどうかよろしくお願いいたします...! (2017年10月16日 18時) (レス) id: d3d2eb9816 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち。(プロフ) - 月永 巡さん» いえいえ！全然大丈夫ですよ！！ 逆にこの作品好きなので番外編書いてくださって嬉しかったです！！！ あの写真に繋がりがあったのかと思って読み返して更に驚きました！！ (2017年10月16日 17時) (レス) id: d14fd2bd0e (このIDを非表示/違反報告)
月永 巡(プロフ) - さくらもち。さん» コメントありがとうございます！番外編まで読んでくださるなんて嬉しい限りです・・・！それと・・・司くんの小説を以前リクエストしていただいたと思うのですが・・・長らく放置してしまい大変申し訳ないです。楽しみと言っていただけてとても嬉しいです、頑張ります！ (2017年10月16日 17時) (レス) id: 1794967a75 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち。(プロフ) - はじめまして！ 番外編が書かれる前の清らかな永遠を此処に、の方から読ませていただいています！話がしっかり続いてて、面白いなぁと思いました！これからの展開がとっても楽しみです！ 更新頑張ってください！！ (2017年10月16日 7時) (レス) id: d14fd2bd0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月永 巡 | 作成日時：2017年10月10日 19時
