7話 ページ8
ウルフ「気を取り直して…今から、狼ゲームを始める。」
モノ「コラ!!下ろせーー!!( `Д´)/」
全員((((いつの間に吊るした?(◎-◎;)))))
全員が、鎖と錠で吊るされてるモノクマを見て、そう思った。
そんなモノクマを無視したのか、メリーとウルフが僕らの目の前で、裏向きにされたカードを配った。
ウルフ「さあ、カードを1枚選べ。」
メリー「皆さんの命を左右する、大切なカードです。」
マコト「え?(命を左右するって…何言ってるの?)」
僕らは困惑しながらも、カードを引いた。
マコト(よし、下の段の、右から3番目のカードにしよう。)
僕はカードを引いて、そのカードを表にして見てみた。
僕の引いたカードの中央には、絵が描かれていた。
マコト「(この絵は……羊?)メリー…これ…」
メリー「シーッですよ。今から説明しますので(小声)」
マコト「わ、わかったよ(小声)」
な、なんだろう?その説明に嫌な予感がする…。
ウルフ「今、お前達に配ったカードには2種類ある。羊のカードと狼のカードだ。突然だが、狼のカードを引いたモノは…羊を1匹殺せ。」
ハジメ「は……?」
タクヤ「殺せ…だと?」
ショウ「なあ、これってやっぱり何かのドッキリじゃね?(^-^;)」
アオリ「流石にここまでしといて、ドッキリじゃ済まされないわよね。」
コウ「おいおい、いい加減にしろよ。」
ウルフ「そして、狼が羊を殺した12時間後に狼裁判を開く。そこではお前らに、誰が狼なのかを推理してもらう。そして、誰か一人を選んで処刑しろ。無事、狼を処刑することができたら、羊側の勝利。この建物から出るための脱出の扉が開く。つまり、狼になったものは、バレないように羊を殺す。羊側は、狼を見抜いて脱出の扉を開く。お前達は、お互いの命をかけて脱出を目指すんだ。」
ウルフが、周囲の発言を無視して、狼ゲームの説明を始めた。
……訳が分からない。分かりたくない。狼は羊を殺せ?生き残るためにお互いの命をかけて脱出?どうして、こんなことを、させようとするんだ?
ミホ「も、もし…狼が羊を殺さなかったら、どうなるの?」
ウルフ「その場合は、命令違反として狼は無条件に処刑される。」
マキ「そ、そんな…。」
ウルフ「これで全ての説明が終了だ。」
メリー「それでは皆さん、頑張って生き残ってくださいね!」
モノ「わあああ!!助けて!!人拐い、いや熊拐いしないでよ!!💦」
そう言って、メリーとウルフはモノクマを担いで消えていった。
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