4話 ページ5
コウ「ふん…」
ユウト「……。」
マコト(ふ、雰囲気が悪くなっていく……このままじゃ駄目だ!なんとしても、皆で協力してここから出ないとなのに…!)
不気味な声『えっと、み、皆さん!お、狼ゲームへようこそ!』
マコト「な、何!?」
突然、不気味な声が部屋中に聞こえた。
聞き覚えのある声『お前ら!早くそれぞれの、名前の書かれた椅子に座れー!』
不気味な声『ちょ、ちょっと!マイク勝手に取らないでください!返してください!』
マコト「あれ?この声…(O.O;)」
シュウ「さっきのって、なんか聞き覚えのある声だったよね?(oo;)」
ハジメ「あ、ああ…(◎-◎;)。」
リツ「ん?どういう事だ?」
皆は、僕らの話を聞こうと、不気味な声とさっきの聞き覚えのある声の指示より、僕らの方へ話し掛けた。
不気味な声『ちょ、ちょっと皆さん!言うこと聞いてください!』
タケオ「いいから早くここから出せ!俺は警察だぞ!」
不気味な声『警察だろうと、ここから出すわけにはいきません!』
コウ「じゃあ、どうしたら出れると言うんだ?」
不気味な声『もぉ!言うこと聞かないなら、罰を受けてもらいますよ!10秒間だけ待ちますからね!10・9・8…』
ユウト「うーんと、なんかカウントダウン始まったけど…」
ミホ「ど、どうせ…これもテレビのドッキリなんでしょ?(-_-;)」
リツ「もう付き合いきれねーんだけど…」
不気味な声『7・6・5…』
ミサキ「ねぇ?一応、言うこと聞いてた方がいいんちゃう?」
ショウ「お、おい…これ、本当に大丈夫か?💧」
マコト「わ、わかりませんが、さっき言われたように、座ったほうがいいかもしれません。嫌な予感しますので…」
ハジメ「そうだな…」
僕、日向君、最原君は、自分達の名前が書かれた椅子がある机に向かって歩いた。
不気味な声『4・3』
聞き覚えのある声『ああ、もう!カウントダウンなんてめんどくさいこと止めろよ!それ貸して!!今すぐ、僕がやるから!!』
不気味な声『あ!こ、こら!返しなさい!!』
マコト・ハジメ・シュウ「「「!!(こ、この声、やっぱりアイツの!!)皆早く座るんだ!!もうカウントダウンとか関係ない!!Σ(゚Д゚ υ)」」」
この聞き覚えのある声を聞いて、僕達三人は大慌てで皆に向かって叫びながら走った。
コウ「どういう事だ?」
聞き覚えのある声『もう遅いよ!ルールを無視したお仕置き、発動!!ポチッとな』
ビリビリ
次の瞬間、全身に鋭い痛みが走った。
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