プロローグ ページ1
苗木誠side
僕は苗木誠。
今は、色々とあって、ある場所を探索している。
マコト「う〜ん…」
リツ「うぃ〜っす。マコト、何やってんだ?」
マコト「あ、リツさん。本棚から一段ずつ本を全部出して、その裏に何かないかなって思って調べてたんだ。」
リツ「本を全部出すって、めんどくせぇことするなお前。」
マコト「まあ、大変だけど脱出の糸口を見つけられたらって思うと、このくらい何てことないですよ。」
リツ「そうか。まあ、落ちないようにな〜。」
マコト「は、はい。💧」
このゲームの参加者、神木リツさんに言われて、僕は本当に落ちないか不安になった。
僕の身長だと届かないところは、今使っている梯子を使って上らないと本棚まで手が届かないからさ。
てか、恐いな…
ガタッ
マコト「え!?うわあっ!?」
?「おっと、大丈夫かい?」
マコト「あ、ショウマさん……すいません、ありがとうございます。…でも、この持ち方止めてください(◎-◎;)。」
ショウ「悪い悪い。男がお姫様抱っこされるのは嫌だったか♪とにかく、怪我しなくて良かったよ。」
マコト「はい……」
ハァ……どうして……
霜月ユキナリside
俺は、霜月ユキナリ。
20歳で大学生……今、俺は……大変なことに巻き込まれてる。
ユキ「……ンー…」
おかしな部屋のベッドに座らされて、口に布をされて縛られてます。
部屋のドアには鍵が掛かってる。
つまり俺は、監 禁されてる。
それでそな犯人はというと…
ガチャッ
リン「ユキナリ君♪お腹すいたでしょ?ご飯持ってきたよ〜♪」
ユキ「ンー…ン!」
こいつだ。
名前は飯田リンタロウで、年齢は18歳。
語尾に♪が付きまくってる、いつもニコニコしてて、でも時々顔付きが変わる。
正直に言うと、何考えてるか分からない男だ。
リン「布外してあげるね♪あ、あと縄もほどかないとか。(^-^)」
ユキ「……ハァ…リンタロウ」
リン「何?(^-^)」
ユキ「こ、ここから出して。」
リン「さっきも言ったけど、狼ゲームが終わるまで出さないよ♪まあ、僕が君を好きって分かってくれないのは悲しいな〜」
リンタロウはこう言って、俺を出してくれない。
好きだからって閉じ込めたりするの?
ハァ……どうして……
マコト・ユキ((どうして…こんなことになっちゃったんだろ?💧))
時は、約数時間前に遡る。
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