ポニーテール ページ36
そして夜。
何故か大外に呼ばれた私は2人でバーへと向かっている。
ちょっと意味わかんない状況ですね。
『...ピアノ、引き受けたんですね』
「まあ、勝負だったからね」
『...そうですか』
物置で集中して練習してる時にいきなり背後から声をかけられたら誰でもびっくりするが、私にとってはびっくりするという言葉では足りないくらい驚いた。
1度こいつにナイフをあてられているから...だろう。
「そんなに警戒しなくても何もしないよ」
『今は...とか言いそうですね』
「......そんなことはないよ」
なんだよその微妙な間は。
そうこうしている内にバーに到着。
セッティングをしてから私は再びドラムの前に腰を下ろした。
予備のスティックを確認してから楽譜を譜面台におく。
その時髪が邪魔だということに気がついたので高い位置でひとつに束ねた...つまりはポニーテールだ。
...それはいいとして視線を感じる。
100%大外のものだが。
『...なんですか』
「いや、綺麗な髪だと思ってね」
変態か。
そう言いたくなったのをグッと抑えた。
『ドーモ』
こう言うしかないだろう。うん。
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よる - うわぁめっちゃ気になるけど始めたばっかりだからストーリー全然進んでない…頑張って早く読み終わって戻ってきますわ!頑張ってきまーす! (2021年3月14日 20時) (レス) id: 13ad1f4f4d (このIDを非表示/違反報告)
赤(プロフ) - 奏さん» ワワアありがとうございます!嬉しいです(TT)更新できる時にしますね!!!!!! (2018年8月11日 3時) (レス) id: f808b76a9b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 阿鳥さんめっっっちゃ尊いです… 読んでいたら、 あれ、もうそんなに読んだの…? みたいな感じでした(笑) とても続きが楽しみになる作品で、いつもワクワクしてます! 応援してます!更新頑張ってください! (2018年8月9日 16時) (レス) id: eb5bcd3b3c (このIDを非表示/違反報告)
赤(プロフ) - 松桜さん» 読んで下さりありがとうございます^^自分と重ねて読んでみると自分が撫でられてる感覚になりますのでぜひ← (2018年8月3日 20時) (レス) id: f808b76a9b (このIDを非表示/違反報告)
松桜(プロフ) - 阿鳥さんに頭なでなでされるとかめっちゃ羨ましいです (2018年8月3日 4時) (レス) id: de1f0ed584 (このIDを非表示/違反報告)
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