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20話 ページ21

『太一…?』



私の腕をつかんだまま硬直した太一。


こんなところ、誰かに見られたら…


「なんで」

「俺には何の相談もなし?」


『太一には関係ない…』


「…はぁ…そういうこと、言ってほしくない」


そういうことって?


『…腕離して』


太一は腕を離して


『私ね、好きな人がいるの。だから、色々噂にされて嫌だった。それだけのことだよ』


「好きな人?お前、そんな奴居るのか」


『いるよ。』


「…それって、部内の人間?」


『…それは内緒だよ』


「そっか、」


『遅くなっちゃったね。帰ろ』



寮へ着き


「早く仲直りしろよー」


手を振っている太一。






野乃花はいない、


『…はぁ、気が楽』


でも、一向にもやもやは晴れず、


私は眠りについた。

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シラス王国 - うっはぁぁぁあッッッ!!めっちゃ続き気になります!!ワクワクドキドキしながら読ませていただいておりますっ。更新頑張ってくださいね!迷わず一番右端のお星様押させていただきましたw (2019年3月24日 8時) (レス) id: 9c1f44b696 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさぎZ | 作成日時:2019年3月23日 19時

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