【文スト】中原中也が好きすぎて 短編集

悪戯の理由は ページ3

中也side




A「中也！起きて！やばい寝坊した！！」




中也「は？！嘘だろ何時」




寝起きで掠れた声


言い終わる前に



口を塞がれた




リップ音




A「えへへ〜嘘だよ〜」



悪戯っぽく笑う彼女を見て



またか、




そう思った



中也「....焦った。それに今日休みだったな」




もうちょっと寝かせてくれてもいいのに




目を擦りながら話を聞く




A「中也寝すぎだよ〜
私干からびちゃうよ〜」




寂しかったのか





それは可愛い



中也「.......じゃあもうちょっとだけ一緒に寝よ」




A「えっ.....ちょっと」




ベッドに彼女を引き摺り込む





抱き枕状態



中也「Aあったかい」




A「ちゅ、中也寝ぼけてる？」





中也「え？だめだった...？」




A「だめとかじゃないんだけど...///」



珍しく焦った様子なんだけど



眠気には勝てなくて





中也「おやすみ、A」





そのまま眠りについた

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Aside


中也にこんなに甘えられるの初めてで




今日の中也、反則すぎ




めちゃくちゃ可愛い.....////





中也が寝たであろうにも関わらず





私は中也のほっぺを引っ張ったり





寝顔を撮ったり





髪を触ったり





抱きついたり






起きちゃうでしょって？





それは全部、中也に構って欲しいから





悪戯するのは





中也に反応してほしいから





怒っても





すぐに笑って許してくれるような






優しい中也だから





A「中也、起きてる？？」






ねぇねぇ、とでも言いたげに、肩を叩く







中也「......まだ起こさないで」






こんな私だけど





嫌いにならないでね？

後、何度言えば伝わりますか→←いつになったら、気付いてくれるんですか

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