しゅごキャラ〜傍観者ですが何か？６〜

番外編〜皆でプール2〜 ページ49

イ｢お前が言ったんだろ。猫みたいって｣


『デレ期ですねぇ。お腹ちゅきまちたか？(笑)』


イ｢・・・お前が食いたい｣


膝の上で目を閉じてサラッと言ったコイツの頭に、私は無言でチョップをする
いてっ、と言う声が聞こえたがそんなのは知らん顔


イ｢冗談だろ｣


『公衆の面前で言うことではありません(｡-_-｡)』


イ｢はいはい｣


『ねぇ、日焼け止め塗りたいからちょっと退いて』


イ｢ヤだ｣


『彼女が変な焼け方してもいいんだ？真っ黒になってガンになっても言いっていうの？へー(¬_¬)』


イ｢・・・どうぞ塗ってください｣


そう言って頭を上げ、隣に座るイクト
私はカバンから日焼け止めを取り出して塗る。後でイクトも塗ってやろう


『はい、イクト。バンザーイ』


イ｢？・・・いらねぇよ｣


『紫外線は体に悪いんだから。ほら早く』


イ｢自分で塗るし｣


『あれ、こーいうのってパートナーに塗ってもらうと嬉しいんじゃないの？』


イ｢男が女の塗るのは聞くけど、逆は聞かないぞ｣


『イクトは変態だから。Ｄｏｎ'ｔ ｔｏｕｃｈ ｍｅ！』


イ｢俺の事嫌いか？｣


『・・・Ｉ ｗｉｌｌ ｓａｖｅ ｍｙ ｌｉｆｅ ｏｎｌｙ ｆｏｒ ｙｏｕ.』


イクトはずるい。あんな聞かれ方して、嫌いだーなんて言えるわけないじゃん。でも素直に好きって言ったらイクトの思惑通りになっちゃうし、せめてもの抵抗で英語で答えた


『さてと、私も皆と遊んでこよーっと』


赤くなった顔を隠すように、イクトから離れていく。また1本取られちゃました(｡-_-｡)

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