しゅごキャラ〜傍観者ですが何か？６〜

番外編〜ダブルデート4〜 ページ34

ジェットコースター、お化け屋敷、メリーゴーランド・・・殆どのアトラクションを制覇した
何てったってエクスプレスパス持ってますからね♪


『んじゃあまた後で』


そう言って二つに分かれてそれぞれゴンドラに乗り込む
やっぱ遊園地の締めは観覧車だよねー


『うっわー綺麗・・・』


ゴンドラの中から沈みかけの夕日を見る
向かい側には同じ様に夕日を見るイクト。盗み見すると夕日に照らされてこちらもとても綺麗だ
くっそ、イケメンすぎてイライラする


イ「何だよ。・・・もしかして見とれた？」


『うっ・・・。そうやって何人の女の子を泣かせてきたんだろーねー』


イ「ふっ嫉妬か？」


『何もないよー。歌唄達はどーなってんだろー？』


イ「おい」


『んーココからはあんまり見えないし(｡-_-｡)』


イ「おい」


一つ上のゴンドラを見ようとしていた私の手を引いたのはイクト
ったく、危ないってば


『ちょ、何よ』


イ「目、合わせろよ」


『何で』


イ「いいから」


顔を背けていても、すぐ近くにイクトの顔がある事がわかる
いう事を聞かなかったら面倒な事になるのはわかっているので、渋々イクトの方を向く
(やっぱ近いしー！)


イ「顔真っ赤。かわいーやつ」


『うるさいぞ。イケメン』


少し見つめあってから私達はどちらからともなく口付けを交わす
やっぱイクトには敵わないや。でも私ばっか赤面するのは嫌だから、覚えといてよね

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