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3-5 ページ34

激しいスパークを散らせながら膝をつくハルキの機体。
損傷が非常に激しいようだ。
サクヤが再び必死な声で呼びかけてくる。

………そろそろ、動いてもいいかな。


「このままだと全員ロストだ…!ハルキ、退却の指示を!!」


サクヤの声を聞きながら、私はさっと辺りを見回して短く告げる。


「……アラタ、ヒカルの武器に向かって必殺ファンクションを。」

「…は?…いきなり何を…?」

「早く。」

「…わかった。必殺ファンクション!!」


CCMの音声が流れ、予想通り初期設定の必殺ファンクションであるハイパーエネルギー弾が撃ち出された。

それは武器で跳ね返り、ガウンタイゼルファーの片腕をかすめるとギガントの壁の支柱に当たった。

盛大な爆発が起こり、支柱の一部が覗く。


「かすっただけかよ!」

「上出来。」


通信越しに、ハルキの鋭い声が飛ぶ。
…撤退か。


「アラタ、リュナ、エスケープスタンスだ!」

「!」

「ヒカルも急げ!!」

「…っ!」


敵わない、と理解した二人が悔しそうにエスケープスタンスの準備を行う。
そんな切迫した空気の中、まるで当たり前のことを言うかの如くリュナは告げる。


「じゃあ私が五秒間稼ぐね。」


みんな、驚いたようだった
一瞬静まりかえったあと、ハルキが納得できない、といった風にリュナを止める。


「…だめだ!!エスケープスタンスをとれ!」

「……五秒で全員ロストするのとどっちがいいかはわかるよね?…私なら時間稼ぎくらい出来るから早く。」

「ッ……ロスト、するなよ。」

「了解、隊長。」


リュナが短く返事をしたのを合図に3人はエスケープスタンスをとった。

カウントが始まる。


「…使わなくてもいけるかもだけど一応…サイコスキャニングモード、起動。」

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FenGkaz710(プロフ) - 更新待ってます! (2020年6月9日 18時) (レス) id: 760679ded1 (このIDを非表示/違反報告)
鏡音羅美(プロフ) - 更新頑張ってください! 応援してます! (2019年1月23日 23時) (レス) id: d15564b850 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - フェアリーの会話が独特で良い、サイコスキャディグモード?がいいし主人公の苦しい過去も読みたいです (2018年8月16日 19時) (レス) id: 1190295a12 (このIDを非表示/違反報告)
自宅警備員 - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2017年9月15日 21時) (レス) id: 124b1853e4 (このIDを非表示/違反報告)
藍色水晶 - 元藍玉です。作者名変えました。藍玉さんいつの間にか増えてたので藍色水晶で今度から行こうと思います。 (2017年6月1日 20時) (レス) id: 37f8d8a89e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍色水晶 | 作者ホームページ: なし  
作成日時:2014年9月7日 21時

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