43話 ページ45
「倉持くん……なんで私が避けていたか分かる?」
「……………分かる」
「じゃぁ言ってみて」
今の私は今までにないくらい冷静かもしれない
「原因は薬師戦の時だよな」
「そうだよ………」
やっと分かったんだね
「分かってたならなんで謝りに来なかったの?」
「それは………」
「私のこと大事だとかいろいろ言ってたのは嘘だったわけ」
「ちが「違わない」」
「倉持くんはいつもそう、言葉ではなんとでも言えるけど行動に移さないよね。いつも我慢してるのは私だけ、倉持くんはどれだけ私が我慢したのか分かる?」
溢れ出す今までの想い
マシンガンのように次々と言葉が出てくる
倉持くんの顔は今までに見たことのない顔をしてる
「私より沢村くんの幼馴染の子の方が良いんでしょ?私より可愛くて綺麗だしね」
この言葉を発した私は倉持くんに背を向けて屋上を後にした
「待ってくれ!」
追いかけて来た彼は私の腕の掴んだ
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あややん(プロフ) - りりやんさん» ご指摘ありがとうございます!今確認したところ間違ってはいませんでした。 (2019年1月13日 23時) (レス) id: 31d2e91a68 (このIDを非表示/違反報告)
りりやん - 沢村の名前が違う気がするのですが‥‥私の勘違いですか‥‥ (2019年1月13日 17時) (レス) id: 9bab7e778e (このIDを非表示/違反報告)
あややん(プロフ) - もちこさん» コメントありがとうございます!これからも頑張って更新していきます! (2018年7月16日 17時) (レス) id: 31d2e91a68 (このIDを非表示/違反報告)
もちこ(プロフ) - あややんさんはじめまして、お話読ませていただきました。倉持君と柊さんのお互いを想うあまりにすれ違ってしまうのが、見ててとてもキュンキュンきました! 素敵な作品をありがとうございます! これからも更新頑張ってください! (2018年7月16日 16時) (レス) id: aec7d89264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あややん | 作成日時:2018年5月30日 22時