隣りのクラスの倉持くん

9話 ページ11

倉持side



朝から数学とかめんどくせぇ



はぁ、早く部活になんねぇーかな




「この式は…………であるから…………」



まじこの先生の授業つまんねぇ



「じゃあ、この答えを………御幸解いてみろ」



俺に当たんなくてラッキー



あいつ大丈夫か



「その答えはX=5です」



「よし、正解だ」



答えた後こっち見てきた



こいつドヤ顔してやがる！



マジうぜぇ！




そしてチャイムがなりアイツの席に行った



ちなみにあいつの席は窓側




「ドヤ顔かましやがって」



「お前絶対わかんなかっただろ」ﾆﾔﾆﾔ



「うるせ！」



「あ、図星なんだな」



ホントにイラつくやろーだな



「またぼっち組が騒いでる」



「うるせ！こいつと一緒にすんな」



クラスのやつらにからかわれるのは慣れた



「隣りのクラスの女子の体育見たか？」



「見た見た！」



なんか男子が騒いでる



「あの、茶髪のポニテにしてる子さぁー可愛くない？」



「それな！しかも育ってるし」




隣りのクラスで茶髪の女子ってあいつしかいない


「倉持、顔に出てるぞ」



御幸に言われてハッとした



たしかにあいつは可愛い



結構男子から話題になってる




器が小さいって言われるかもだけど



「他のやつからモテるって腹立つな(ﾎﾞｿｯ」





どうやら俺は嫉妬してるのかもな

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