21話 ページ23
先発投手は1年生の降谷暁
豪速球を投げるがコントロールはさほど良くない
ただ調子がいいときは手が出せない
バッターとしてもいい選手
「行けー雷市!!」
カキン!
フェンスに当たりもう少し上だったらホームランだった
「カハハハハハ!!二塁打!!」
「ヘッドスライディングしなくてもいけるだろ!!」
ほんと野球になると豹変するわね
雷市くんに続いて秋葉くん
「秋葉のやつ演技うめぇーじゃねぇーか。なぁー真田?」
「監督、声でかいっす」
秋葉くんも打って雷市くんがホームに帰り1点
まだ1点。だけど、一也どう対処する?
「続けよ!ミッシーマ!!カハハハハハ!!」
「その呼び方やめろ!!」
仲が良いわね
カキン!
打ったけどファール
あの速い球だけど捕らえたらホームラン打てる三島くん
しかし、わざとボールに投げ一也が二塁に盗塁しようとする秋葉くんを刺した
「そういえば、肩強かったのよね。忘れてた」
攻守が交代してウチが守備につく
1番の倉持洋一くんに打たれ一塁にいる
「スチール!!」
しかし盗塁成功された
2番伊佐敷純さんが一塁
「点の取り合いじゃ負けねぇ!覚悟しとけオラァァァ!!」
なんか狼が吠えてるように大声を出している
青道さんって個性が強い方が多いのね
「この試合お前の出番が早く来そうだぜ。真田。あと、この打線で要注意なのがあの6番のキャッチャー御幸一也。」
3年の増子透さんがホームランを打って
バッターボックスに一也が立った
打ったがピッチャーゴロ
本人はきっと「俺もこの流れに続くぜ!」的なこと思ってたと思う
やっぱりランナーが塁にいないといい当たりはないのよね。一也は。
挙句の果てにチームメイトがダサいって笑われてるし
まぁウチにとってはいい当たりなんかいらないわよ
34人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あややん | 作成日時:2017年6月21日 21時