五奇人を導いた女王陛下 (ページ25)

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衣装ページ25

安寿香side

『出来た！』

あとは寸法図りに行かなきゃ。

～レッスン室～

『じっとしてろよ。レオ』

レオ「ん～」

『もう少しだから』

レオ「じっとするのは好きじゃないんだ！」

『はいはい。終わったから』

泉「ありがとねぇ安寿香」

『いいえじゃああ明後日には届けに来るから』

凛月「分かった～」

嵐「楽しみだわ♪」

～廊下～

そういえば今日は親が主催のパーティーがあるんだっけな、、。

めんどくさ

口調もおしとやかにしないといけないし

はぁ、、、

司は来るかな

～パーティー～

モブ「御機嫌よう。星空様」

『えぇ』

はぁ、、媚び売って楽しいのかしら。

癒しが欲しい

？「お姉様！」

『っ司！』

幼さが抜けない朱桜家の次期当主朱桜司

私の癒し

司「安寿香お姉様！」ｷﾞｭｰ

『おっと、、危ないよ司』

司「司はお姉様に会いたくて仕方がありませんでした！会えて嬉しいです！お姉様♪」

『私も会えて嬉しいよ』

頭を撫でてあげると嬉しそうに笑う司

可愛い←

司「今日も聞かせてください！」

『いいわよ。』

テラスガーデンに移動して紅茶を飲みながら話していた。

『今日はね。ある騎士道ユニットのお話をしましょうか』

司「はい！」

『ある日騎士達が入っていたユニットは内部分裂が起こった、、。そして3人の騎士達は1人の騎士の王さまに忠誠を誓った。』

『私はその騎士達のユニットを手助けしました。騎士の王さまは私の幼馴染みだったのです。』

『１年前私は自分を偽りながら学校へ通っていた。』

『そして騎士の王さまは私に言いました。』

あの言葉は私を救ってくれた

レオ「家柄がなんだ！自分を偽って楽しいか？俺は安寿香の本当の姿が見たい！」

『失望するかもよ？』

レオ「失望なんてしない！俺はお前の性格が好きなんだ！」

と、言ってくれた

『その王さまは誰にも優しくて、そして誰よりも音楽を愛してる。そんな王さまはある日こういった』

－なぁ！笑えるだろ？安寿香！みんなが好きだったのは俺じゃなくて俺の曲だ！－

『その時の王さまはね。凄く悲しそうで消えてしまいそうな顔だった。』

－私は！レオが好きだ！レオ自身が、レオの性格が、レオの笑顔が大好きだ！－

『と、私が言うと王さまは凄く安心したように笑うの』

『騎士達のユニットは凄く輝いていて誰もが虜になるような声、ダンス、表情。全部輝かしかった。』