【歌い手】病気少女の１ヶ月【あほの坂田】

あと、18日 ページ16

初坂田視点







急に連絡が来た、

Aの容態が急に変わったと、
やから僕は急いで病院に向かう






Aのいる病院は
まえ、僕が働いてたところで、
知り合いだっているから
連絡はすぐに来た、





なぁ、何でや、
僕が悪いんか？
僕が、つれ回したから、





ｶﾞﾗｯ!





坂田「A！！！」





目の前にいるAは、
たくさんの管に繋がれ、
酸素マスクをつけて、






なぁ、こんなん、まるで重症の病人やんか、

昨日まではあんなに元気やったやんか、

僕の家来て、あんなにわらっとったやんか！







なぁ、俺の前から、消えんといて



「坂田さん………………お友だち来てますよ、」



坂田「ｸﾞｽｯ、あぁ、ごめんすぐ行くわ、」

？？「………………坂田、」

坂田「僕っもうダメかもしらん









　
　









うらさん」


僕は気づいたらAに依存してて、
よく変わる表情も、
声も、色素薄くて、
さらさらな髪も、






僕にとっては必要な人で、
髪の色やったりとか、
大分変わってるところあるけど
君はやっぱり………………僕の初恋の子やねん



僕が、14の時、
たまたま友達の付き添いで病院についてったことがあった
その時、間違えてはいった部屋が
君の部屋だった、




当時君は7才で、
あ、看護師さんに聞いた
坂田「あ、ごめんなさ………………い」
振り向いた君は
普通の子となにも変わらないのに、
すごくきれいに見えて、




『大丈夫ですよ？』




と、笑った、

なぁ、俺のこのかってな恋、
伝えるまで消えんといて、
わがまま、聞いてや、



そんでまた、笑って

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