一戦 ページ2
赤司side
黄「…行くっスよA」
貴「うむ、何処からでも掛かってくるが良い」
だだならぬ空気を纏ったアホ2人の日常が今日も幕を開けた
緑「…また始まったか」
黒「僕Aさんが勝つ方に賭けます」
紫「俺も〜」
呆れたような目で見守る緑間達を他所に続ける
黄「今日という今日は勝つっス!!
貴「涼太如きが僕に勝てるとでも?この僕が人間などに負ける筈がないな」
因みにこの2人は本気で闘っている、特にAが張り切っている
青「お、やってんのか。俺も混ぜろよ」
貴「ならん。涼太を叩きのめすのはこの僕だ」
黄「いーや、勝つのは俺っス。堕天使なんかに悪魔が負ける訳ないっス」
貴「僕に勝ってから言うんだな、今迄1度たりとも勝ったことの無い癖に何を言う」
ドヤ顔でそう言う彼女は何処からか取り出したいつもの棒を抜刀した
貴「涼太、お前如きこの眼を使わずとも僕は勝利を収める。お前はこの
Aは俗に言う厨二病と言うやつで、中々イタい発言をしているのだがお構い無しの様で
黄「ふっふっふ…甘いっスよA」
貴「…何?」
黄「Aの武器は俺には通じないっス、…俺のこの
貴「…くっ、涼太の癖に中々やるな…」
黄「さあA、そろそろ眼を使ったらどうスか」
貴「…ふん、そこまで言うのならば仕方がない。見せてやろう、そして後悔するがいいぞ
_______.
訳の分からない台詞をキメ顔で言ったAは眼帯をとり閉じていた眼を開けた
お気に入りらしい金のカラコンをお披露目した彼女は口で包帯を外しながらまた呪文を続ける
貴「血の盟約に従い、我、汝を召喚する。我が魔力と引替えに汝の力を欲する。…
黄「なっ……アレを呼び出せるとは、流石はA。只者じゃないっス」
とても真剣な顔で対峙している所悪いが、お前達一体何を見ているんだ
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:畄生 | 作成日時:2018年9月9日 18時