今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:534 hit
小｜中｜大
1回 ページ3
偶に、ふとした時にオムライスを食べる時がある
学校の昼食、バスケ部の仲間達と食事をした時、自分で作った時
湯豆腐の次…いや、同じ位に好きだった君の作ったオムライス
幼い頃から君が作ってくれたあの味を、もう一度。そう思ってつい口にしてしまう
昔黄瀬にオムライスが好きなのは意外だ、と言われた事があった
オムライスなら何でもいい訳じゃない、Aの作ったオムライスが好きなんだ
またAのオムライスが食べたい
彼女が眠る病室で、そう呟く
眠っていても聞こえているんじゃないか
そんな淡い期待を胸に抱いて
沢山の管に繋がれた君を見れば胸が痛くなる
あの時、俺が君の手を離してさえいなければ
いつもそんな考えを浮かばせて、
僕は、俺は、
後悔し続ける
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：畄生 | 作成日時：2018年9月8日 2時
