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プロローグ ページ1

あの日、君の名を呼んでいれば

今とは違っていたのだろうか

あの日、君の手を取っていれば

君は離れていかなかったのだろうか

僕は気付いてなかった

僕には君さえいればそれでいいと

勝利する事に執着し過ぎた

全て見えていたつもりでいた

全て分かっていたつもりでいた





大切な君を見えていなかった



だからきっと、君は俺から、僕の前から消えてしまったんだろう





________.A

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作者名:畄生 | 作成日時:2018年9月8日 2時

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