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150話 追尾能力開花!? ページ4

翌日
木ノ葉隠れの里にて


暗号班の解読により
風影の危機を知った火影は、差し出していた任務表を下げて息を吸う。

緊急要請。そして、狙われたのは里を治める風影。
適当な忍びを出すわけにはいかない



「…これよりカカシ班に改めて任務を言い渡す」


その言葉を聞き、先程までの拗ねた顔付きから
カカシ班の一員であるナルトの表情がかわる。
気を引き締めた、忍びの顔に…。




「直ちに砂隠れの里に行き状況を把握し木ノ葉へ伝達…その後、砂隠れの命に従い彼らを支援しろ」




そして、ひとつの希望が
絶望と絡み合った。









ヒュー…っと風が吹き、砂が宙を舞う。
そんな砂漠の中で、感じる人の気配。


手で風を防ぎながら進めば
倒れふす人影が見えた。



「…っ、カンクロウ!」

叫んでも反応は返ってこない。
慌てて駆け寄り、彼の心臓に耳を近づける。


…ドッド……ドッ



「…鼓動が弱まっている。毒が回ってやがるな」



手にチャクラを集中させる。
今、成すべきは解毒。しかし…



ゴォォー…ッ




「っ、さすがにここじゃ無理か」


猛烈な砂風によって、視界が遮られる事も暫し。
手っ取り早く治すためには直接、流れる血液からの解毒がベスト。執刀な為、ミスは出来ない。



「…いたぞ!」


そんな時、砂の追跡部隊が到着。
あり?俺もしかして追跡上手いんじゃね←




合流した部隊と共に
カンクロウを連れて砂隠れに帰ることにした。

151話 チヨバア様との対面→←149話 姉貴のおもい。



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設定タグ:NARUTO , ナルト , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ヨウ★(・^・) | 作成日時:2018年1月21日 14時

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